ロンジン「コンクエスト」70周年記念モデルは、回転ディスクを搭載するユニークなドレスウォッチ

今をさかのぼること70年前、1954年4月3日にスイス・ベルンにてロンジン初のウォッチコレクションとして商標登録されたコンクエスト。

当時から優れた精度と防水性を備えたこの時計は、“征服、克服、未踏の地への到達”を意味する名前そのままに、1959年にコレクションを拡大。

この時発表されたのが、ダイヤル中央に据えた2枚の回転ディスクが残時間を表示するパワーリザーブ機能を備えたモデルです。

▲「L1.648.4.78.2」

今回コレクション誕生70周年を祝して登場した新作「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」は、この画期的な機構を備えた1959年モデルにオマージュを捧げたもの。

ケースサイズはコンパクトな38mmで、風防にはボックス型サファイアクリスタルを採用することでヴィンテージ感を強調。

アウターダイヤルに細いラインでサークルを刻み、ファセット加工のアプライド アワーマーカーを重ねたスポーティかつエレガントなデザインは、コンクエストのアイコニックなデザインを踏襲したものです。

▲「L1.648.4.52.2」

やはり特徴的なのはダイヤル中央に鎮座するパワーリザーブ インジケーター。中心にはバトン型インジケーターを備えた巻き戻しディスクが、そして外周の巻上げディスクには64〜0までの目盛りが記されているのが見てとれます。

これはりゅうずの巻き上げや手首の動きに連動して中央のディスクが巻き戻され、時間の経過ととも解けていくという仕組みになっていて、ユーザーはダイヤルをひとめ見るだけで残りの稼働時間を確認できるようになっています。

時間の経過とともにダイヤルの外観が大きく変化するユニークな機構は、時計好きなら一見の価値ありです。

▲「L1.648.4.62.2」

カラーバリエーションとしてシャンパン、アンスラサイト、ブラックと、いずれも上品な3色をラインナップ。ダイヤル色と美しく調和した時分針やアワーマーカー、ストラップの配色にも大人のエレガンスが漂います。

またムーブメントには最新の自社製エクスクルーシブキャリバー L896.5を採用。

シリコン製ひげゼンマイをはじめとする革新的な部品によって、ISO764ベンチマーク規格を大きく上回る耐磁性を確保するなど、優美なシルエットに現代のライフスタイルにふさわしい実用性を備えた、老舗メゾンのこだわりが光るアニバーサリーモデルです。

>> LONGINES「コンクエスト ヘリテージ セントラル パワーリザーブ」

<文/&GP>

 

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