劇中で主人公のナウシカが使用した緻密な道具や機械からインスピレーションを受けたコラボレーションモデルで、ウオッチ全体を丸みのあるデザインに仕上げています。丸型の時計ケースにはヴィンテージ風の加工を施し、使い込まれた道具感を演出しながらも、ダイヤシールド加工によって日常使いの擦り傷や小さな傷が付きにくい仕様に。
また、映画でのクライマックスシーンで描かれた「青色に染まったナウシカの服」と同じ色合いのダイヤルは、琺瑯(ほうろう)職人である横澤満氏監修の元で生み出された、柔らかい光沢と温かみのあるブルーの琺瑯で作成。6時位置には服の紋章をデザインし、さらに木の葉のような形状の時分針はダイヤルに映えるホワイトカラーを採用。分針を長くすることで時刻の判読性が高められ、秒針は色味のアクセントとしてゴールドカラーに仕上げられています。
さらに、グローブを着けたナウシカがこの腕時計を使用することをイメージし、操作しやすい大サイズのりゅうずを設置。側面には劇中で登場する「王蟲(オーム)」の眼をモチーフにしたブルーのガラスをあしらい、また本革(カーフ)製のストラップの内側にも「王蟲」が刻印されるなど、コラボ仕様ならではの特別な意匠があしらわれています。
ムーブメントはセイコーの高性能メカニカルムーブメント(自動巻・手巻付き)・キャリバー6R55からカレンダー機能を取り除いた新キャリバー・6R51を搭載。パワーリザーブは約72時間で、日差は+25秒~ー15秒と安定かつ正確な時を刻みます。
時計ケースはステンレススチール製で、サイズは40.5mm×47.8mm×厚さ12.4mm。風防はデュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)、耐磁性能及び日常生活用強化防水(10気圧防水)を搭載しています。
また、ケースバックはサファイアガラスを組み込んだシースルー仕様となっており、ゴールドカラーの回転錘が見せるムーブメントの姿と緻密な動きをいつでも眺められます。ガラス部には映画のラストシーンである「ナウシカの帽子と芽生えた植物」が描かれ、裏側外縁部にはウオッチのスペック&シリアルナンバーとともに、風の谷の言い伝えである“Clothed in blue robes, descending onto a golden field.(そのもの青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし)”の文字が刻印されています。
映画のワンシーンをプリントしたスペシャルボックスに加え、映画の監督である宮崎駿氏からのメッセージが記されたカードも同梱と、ウオッチファンはもちろんのこと作品のファンにも堪らない仕様となっている「セイコー プレザージュ×風の谷のナウシカ」コラボモデル。第1弾の『紅の豚』モデル、第2弾の『天空の城ラピュタ』モデルに続いて、こちらもファンにとってはたまらない1本ではないでしょうか。
<文/&GP>
【関連記事】
◆カクテルのような美しいグラデーションが楽しめるセイコー プレザージュ限定モデル
◆JAL国際線就航70周年を記念したセイコーのコラボウオッチには特別なポーチとカードケースも付属
◆緑の発光が“ナイトビジョン”を想起させる「セイコー プロスペックス」The Black Series新作
- 1
- 2