今回の腕時計のモチーフになっている「CQ-1」とは、1976年にカシオ計算機が時計機能を搭載した電卓として発売し、「でんクロ」の愛称で人気に。これ1台で計算だけでなく、時計、アラーム、ストップウオッチとしても使えるとあって当時としては画期的な製品でした。
ベースとなった「CA-500」も8桁計算を搭載した、1980年代から続くカシオウオッチのロングセラーCALCULATORモデルの系譜を継ぐアイコニックなモデルです。
▲「CA-500WEGG-9BJF」
「CQ-1」の持つカラーやデザインの要素を、テンキー搭載のユニークな「CA-500」により、ディティールまで細かく表現した「CA-500 HERITAGE COLORS」。カラバリは、「CQ-1」に用いられたレトロポップなレッド、イエロー、ホワイトを採用しています。
▲「CA-500WE-7BJF」
また、反転液晶はグリーン表示で、当時の電卓に使われていた蛍光表示管をイメージさせるものに。テンキーにある機能表記のフォントもオリジナルをオマージュしており、液晶と組み合わせてガジェット感のあるフェイスに仕上がっています。
▲「CA-500WE-4BJF」
日常生活用防水対応で、デュアルタイム、1／100秒ストップウオッチ、時刻アラームの機能も搭載。バンドは自分でも簡単に調節可能です。
なお、イエローの「CA-500WEGG-9BJF」はバンド部の表面加工にグレーIPが施されており価格は1万450円。他の2本（レッド「CA-500WE-4BJF」、ホワイト「CA-500WE-7BJF」）はいずれも8250円です。どことなく70～80年代の雰囲気を醸し出すレトロポップな腕時計、いま見るとその個性が魅力的だと思いませんか。
＜文／&GP＞
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