「TORCH+」を開発したシルバー株式会社は、石油ストーブの灯芯やポンプなどの暖房用器具を製造してきた、大阪に拠点を置くメーカー。1953年には、当時画期的だった「ガラス繊維を活用した交換不要の石油ストーブ用灯芯」を開発した歴史があります。
「TORCH+」では、そんなシルバーならではのガラス繊維の灯芯を採用。火に対して強い耐性を持ち、燃え尽きにくいため、美しい形の炎を長く楽しむことができます。
使用するオイルは、ロウを液状にしたパラフィンオイル。引火点が約100℃ととても高いため、こぼれてもほかに延焼する心配が少ない安全なオイルです。灯油のような強い匂いやススなどがほとんど出ないのもメリット。
パラフィンオイルは別途用意する必要がありますが、アウトドアショップやホームセンター、インターネットなどで比較的簡単に手に入ります。
使用時には、シンプルな円柱型のボディの蓋を取って芯を出し、マッチなどで点火。取った蓋は土台にして、ガラス製の専用ホヤをかぶせるだけと簡単。クリアなガラスを通して見える炎のゆらぎが、日常を忘れさせてくれます。
ホヤの根本に搭載したアルミ製のリングを回すことで空気の流入を調整でき、好みの炎の揺らぎを楽しむことができるのもポイントです。
転倒や衝撃を受けた際には、石油ストーブと同様、瞬時に灯芯が収納される機構によって消火する独自の安全機能を搭載。
収納時には本体にホヤをかぶせてコンパクトになり、別売りの「専用プロテクトボックス」(4400円)に収納可能。また、「交換用ホヤ」(8250円)や「交換用しん(3本セット)」(880円)も用意されています。
>> シルバー
<文/&GP>
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