UberEATSは、サンフランシスコやパリ、ロンドンなど世界7か国33都市ですでにサービスを展開しています。東京は8か国34都市目です。
サービス開始当初は東京都渋谷区および港区を中心としたエリアでのみ利用可能。具体的には、渋谷、恵比寿、青山、赤坂、六本木、麻布エリアです。このエリア内にある150以上の人気レストランから注文できるのが最大の特徴。
利用できるレストランは、人気のイタリアンレストランの「ダルマット」や、ヘルシーなモダン精進料理の「宗胡」、焼肉レストランの「焼肉トラジ」、米国発のドーナツ専門店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」など。幅広いジャンルの飲食店が参加しており、数百円の肉じゃがから、2万円のステーキまで注文できます。
ひとりでレストランに行くのは気が引けるという人や、急なホームパーティーで料理が必要になった場合、はたまた残業中の夜食としての利用などを想定しているそう。
提供される料理の価格は店舗と同じ価格なのも、他のデリバリーサービスにはない強み。当初は配送料もUber側が負担するので、料理以外の料金はかかりません。
■スマホアプリで注文が完結する手軽さを実現
利用者は、スマホアプリ(iOS/Android)で届け先を指定し、提携レストランが提供するメニューから料理を注文するだけで、料理を受け取れます。配達状況や到着予定時刻もアプリから確認できるので、ユーザーテストでは「待っている時間も楽しかった」という声があったそうです。
注文が入ると、レストラン側のタブレットに注文内容が表示され、レストランが混雑状況などを考慮のうえ、調理が完了するまでの時間を入力します。すると、料理が完成する頃にレストランに到着できそうなパートナー配達員にリクエストが届く仕組みです。
支払い方法は事前に登録したクレジットカードのみなので、商品を受け取る際にお金をやり取りすることがありません。
商品の受け取り後、ユーザーは料理とパートナー配達員の評価を送信すれば、一連の流れが完了。万が一トラブルが発生した場合は、UberEATSのカスタマーサポーが電話やメールで対応してもらえるので安心です。
■身分証明書の確認や審査を経たパートナー配達員を採用
店舗のスタッフ以外が配達に来るということで、若干の不安を覚える人もいるはず。しかし、実際に訪れるパートナー配達員は、身分証明書や審査を経たうえで登録したスタッフに限られています。
その場での現金のやり取りもないので、安心感は高いといえるのではないでしょうか。
実際にUber Japan執行役員社長の髙橋正巳氏がテストユーザーとして利用した際は、注文したアサイーボウルが8分で手元に届いたそうです。レストランの近くにいるパートナー配達員が配達を行うので、登録人数が増えればより配達時間が短縮されます。
サービス開始時に登録済みの配達員は1000名で、年齢は20~40代が中心。女性はそのうち15%いるそうなので、女性配達員に限定した注文などができれば、ひとり暮らしの女性にとっても安心なサービスに成長するでしょうね。
サービス開始日から1か月間は、ワンコインで料理が注文できるキャンペーンを実施。さまざまなレストランから1品ずつ、540円で試せるこのチャンスにぜひ試してみてください!
UberEATS >> https://ubereats.com/tokyo/
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(文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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