中型モデルのリニューアル同様に、大型モデルも“ドライ”を追求しており、雨を弾く撥水性や、汗を保水しにくい背面構造を継承しています。
撥水性は、メイン素材の頑丈なコーデュラナイロンにシリコン加工を施すことで、1500mmの耐水圧を実現。縫製を極力減らしたシンプルな筒状構造のボディが、内部への水の侵入を防いでくれるため、多少の雨ならレインカバー(付属)なしでも中のアイテムが濡れづらくなっています。
吸い付くようにフィットする背面構造をしていながらも、背面パネルに高通気芯材(ウレタンのフィルターフォーム)を使用することで、雨や汗を保水しにくい状態に。背中に汗を残さないので、長い時間背負っていても快適さが持続します。
また、大量の荷物を収納する大型モデルだけあって、背負い心地を重視しており、各所に徹底されたこだわりが。たとえば、ショルダーハーネスは自然なカーブをキープするよう樹脂の芯材を新たに追加。他にも、荷物を背中全体で支えられるよう、荷物をグッと体に寄せるボディストラップが付けられていて、フィット感と安定感が格段にアップ。
収納部を見てみると、メインコンパートメントは2気室構造を採用。上部以外にも50Lモデルはサイドジッパーから、60Lと75Lモデルはフロントジッパーからアクセスできるので、荷物の出し入れをスムーズに行えます。
取り外しができる雨蓋は、トップスカートを伸ばすことで約15~20Lの拡張が可能なため、荷物が多い時でも安心です。
さらに、大きなバックパックを何度も背負い直しすることがないよう、背負いながらアクセスできる位置の収納部を改良。ショルダーハーネスのストレッチメッシュポケットや、ヒップベルトの拡張式ポケットなど、使い勝手のよいポケットが増えたので、スマホや地図、ドリンクなどの取り出しがスムーズに。
ラインナップとカラー展開は、75Lの「サースフェー NX 75+」がサファイアのみ、メンズの60L「サースフェー NX 60+」(4万6200円)と50L「サースフェー NX 50+」(3万9600円)がそれぞれサファイアとディープレッドの2色、ウィメンズの60L「サースフェー NX 60+ W」(4万6200円)と50L「サースフェー NX 50+ W」(3万9600円)がそれぞれサファイアのみとなっています。
まだまだ夜は冷える春のアウトドアシーズン、厚手のシュラフやインサレーションなど、かさばる荷物が多くてもしっかり収納できる、雨に強い大型のバックパックを使って万全の体制で臨みましょう!
>> ミレー「サースフェー」
<文/&GP>
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