この「SCORP-Mini 2」は、FeiyuTech SCORPシリーズ現行モデルでは最軽量となる852gのライトウェイトを実現した小型3軸ジンバルです。
軽量設計の本体ながらペイロード(最大積載量)は1.2kg。スマホやアクションカムなど比較的小型の撮影デバイスでの使用を想定したものですが、比較的重さのあるSONY α7やCanon EOSをはじめ、Nikon、富士フイルムなどさまざまなメーカーのカメラに対応。
また、カメラ本体とは有線・無線両方で接続できるのでBluetooth接続デバイスの使用も可能です。
これ1台で多彩な撮影に対応できるからデバイスごとにジンバルを用意する必要なし、Arca規格準拠のクイックリリースプレートを搭載するのでカメラの脱着も簡単に行えます。
特筆すべきはやはり本体に内蔵するAIトラッキングモジュールの存在です。被写体の姿をすばやく検知し、動きに合わせて上下左右に素早く追従。
従来スマホアプリ上のみで対応していた被写体のトラッキングをミラーレスや一眼レフ、GoProなどでも行えるようになりました。
被写体追従のスタート/ストップ、シャッター操作やカスタムフレーミングといった操作もジェスチャーを使ってコントロールできるので、カメラマン不在でもさまざまなデバイスを駆使して自由な撮影が行えるようになっています。
ローポジションからハイポジションまでさまざまなアングルをカバーするスリングハンドルや、電子制御により優れた3軸回転コントロールを可能にする独自開発の“マジックホイール”、手元に安定感をもたらすダブルハンドル仕様など、従来モデルで好評を得た機能と仕様はそのままに、最新のアルゴリズムと高性能CPUを搭載。
揺れや衝撃を制御して、臨場感のある映像を見やすい品質で記録できるようになっています。
本体内蔵のバッテリーは2500mAhで最長10時間の連続撮影に対応、また18Wの急速充電に対応しているのもうれしいポイント。世界3大デザイン賞のひとつであるiFデザインアワードに輝いたスマートなルックスも自慢のひとつ。
なお拡張用モジュールや延長ロッド、ワイヤレスライトを同梱した「コンプリートパック」(5万6900円)も同時発売となっています。
>> ロア・インターナショナル「FeiyuTech SCORP-Mini 2」
<文/&GP>
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