この「テンビ」、ひと言でざっくりいうなら広い間口を備えたカマボコ型シェルター。幅330×奥行き440cmという十分な広さはそれだけでも大きな魅力ですが、ちょっとユニークな特徴としてシェルターの前方と後方とで高低差をつけていることが挙げられます。
奥に行くほど低く狭く、開口部に近くなるほど高く広くなるよう作られているから、室内から外を眺めた際にもより広々とした開放感が感じられるという仕組みです。
シェルターの前後と左右のサイドパネルには通気性を考えて全面メッシュパネルを採用、さらに前方天面にも天窓のようなメッシュパネルを装備。フルクローズにした状態でも外光を採り入れて、快適に過ごせるようになっています。
またもうひとつ嬉しいのが設営のカンタンさ。使うポールはわずかに3本、各ポールは色分けされているので、キャンプ初心者でも迷うことなくスムーズに立ち上げられるようになっています。
オールシーズン対応できるよう幕体の裾には冷気の侵入を防ぐスカートを前面に装備し、オプションとしてフライの役割を果たすルーフシートと吊り下げ式のインナーテントもラインナップ。
ファミリーキャンプならインナーテントを活用して2ルームライクに使ってもいいし、デュオやソロならそのままコットを引き入れて広いリビングスペースとして使っても。シェルター単体での重量も9kgと軽く、持ち運びもラクラクです。
一方同時発売の「オネ」は、大人数でゆったりくつろげる4.6×5mの大型タープ。基本構造としては星型の一枚幕を使ったオープンタープなのですが、ご覧の通りタープ中央に緩やかな弧を描くフレームがセットできるようになっています。
一般的なタープでは、タープの下に入り込むポール付近や、テンションがかかって高さが沈み込む裾部分はどうしてもデッドスペースになってしまうのですが、この「オネ」ではタープ中央に1本のフレームを差し込むことでこの問題をクリア。
さらにタープ本体とポールを直付けにするのではなく、本体から伸びているベルトにポールを差し込む仕様になっています。ゆえに、デッドスペースを作ることなくタープ下の空間を広々使えます。
また、ポールとフレームが適度に反発するので、初心者でもピン!とキレイに張れるのもうれしいポイント。
「テンビ」「オネ」は同色のリップストップ生地を使用しているので、ペアで使えばサイトのおしゃれ度も一気にアップ、また玄人好みの渋めカラーも魅力です。
>> TOKYO CRAFTS
<文/&GP>
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