■2モデルのファーストインプレッション
Galaxy S24/S24 Ultraは、どちらも「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」という、現在最高峰のチップをGalaxy向けに最適化したものを搭載。メモリ(RAM)は S24が8GBで、S24 Ultraが12GB。どちらもハイエンド仕様ですが、「原神」のようなヘビーなゲームを楽しむのであれば、S24 Ultraを選んだほうがいいでしょう。
発表会では、いち早く実機に触れられるタッチ&トライも実施されました。約6.2インチの有機ELディスプレイを搭載するGalaxy S24は、約167gという軽さが魅力。ほとんどの操作は片手でこなせる印象で、サクサクと軽快に操作できました。
Galaxy S24 Ultraは約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載し、約233gとスマホとしては重め。5000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、Sペン(Galaxy専用のデジタルペン)も付属しています。今、日本で買えるスマホの中で最強のスペックを備えていると言って差し支えないでしょう。フレームにチタンを用いており、質感もリッチに仕上がっていました。
■サムスン直販モデルも同時発売。一番安く買えるのは?
Galaxy S24シリーズは、キャリアではドコモとauが取り扱います。
ドコモはGalaxy S24、Galaxy S24 Ultraのどちらも3色展開で、S24 Ultraのチタニウムブラックのみオンライン限定。価格はGalaxy S24(256GB)が14万5970円。Galaxy S24 Ultraの256GBが21万8460円、512GBが23万2804円、1TBが26万1580円となっています。
auはどちらも2色展開で、Galaxy S24のオニキスブラックとGalaxy S24 Ultraのチタニウムブラックがオンライン限定。価格は、Galaxy S24(256GB)が14万4800円。Galaxy S24 Ultraは256GBが22万4800円、512GBが23万7800円、1TBが25万9800円。
なお、サムスン直販のSIMフリーモデルもキャリア向けモデルと同日に発売されます。Galaxy S24、Galaxy S24 Ultraともに3色展開で、価格はGalaxy S24の256GBが12万4700円、512GBが13万9000円。Galaxy S24 Ultraの256GBが18万9700円、512GBが20万4100円、1TBが23万3000円となっています。Samsungオンラインショップで予約・購入できます。
すでに発売されているGalaxyのスマホ・タブレットの一部機種が、4月中旬以降にGalaxy AIに対応することも発表されました。Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 FE、Galaxy Z Flip5 、Galaxy Z Fold5、そして、タブレットのGalaxy Tab S9シリーズも対象になります。Galaxy S24シリーズを買わなくても、愛用の機種でGalaxy AIが体験できるので注意しましょう。
>> SAMSUNG
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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