非接触型ICカードは重ねて使用すると読み取りエラーが起こることがあるため、かさばるのを承知でいくつもの収納ケースに分けたり、定期入れに重ねて収納し、使用する際にわざわざ取り出すなど、地味に不便を感じている人も多いのではないだろうか。
カード同士の干渉を防ぐためにICカードの間に挟むセパレーターもある。しかしそれではただでさえ多いカードがさらに増えてしまうことになるし、コストもかさむ。
その点、コクヨS&Tより発売される「アイドプラス」はシンプルで実用的。
ふたつ折りの透明名札用ケースの両側にそれぞれ1枚ずつICカードを入れ、普段は折りたたんだまま持ち歩いて、使用する際に開いて1枚だけを読み取り機にかざすことができる。
折りたたみ型なので、顔写真や名前など見せたくない面を隠すことができ、プライバシー保護にもひと役買う。カードを破損から防ぐ透明プロテクター入りで、挿入口2カ所には落下防止のフラップ付き。
必要最小限の機能を備え、余分なものは付けず、単純に便利なものを追求していったらこうなった、といった感。名札用ケースと吊り下げ紐のセットで378円と、お値段も現実的。吊り下げ紐はブラック、ブルー、レッドの3種類。
（文／&GP編集部）
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