誰でも手軽に安全に使いこなせるカセットコンロですが、構造上どうしても熱源の位置に高さが出るのが欠点といえば欠点。
テーブルの高さによっては、小さな子どもの手が鍋まで届きづらいなんてこともあるのですがが、そうしたシーンで活躍してくれそうなのがこの「アルミユニットテーブル」。
ひと言で言えば伸縮可能な脚がついたアルミ製テーブルで、使用時の天面サイズは880×400cm。
1〜2人での少人数キャンプならメインテーブルとして、グループキャンプなら調理台として使うのにちょうどいいサイズ感で高さは395mmから610mmの間で無段階で調節できるようになっています。
また、4本の脚はそれぞれ個別に伸縮できるので、凸凹のある地面でも安定した状態で水平を保つことができるようになっています。
注目したいのは天面部分。まず中央のパネルユニットが取り外せるようになっていて、このスペースにsnow peakの「フラットバーナー」など薄型バーナーがぴったりはめこめるように設計されています。
「フラットバーナー」といえば同じくsnow peakの「アイアングリルテーブル」シリーズとの組み合わせでおなじみですが、純正シリーズで揃えようとすると最も手頃な価格のテーブルでも2万円台からとなかなか高価。
予算を抑えつつビルトインスタイルを実現したいユーザーにとって、アンダー1万円で手に入るこの「アルミユニットテーブル」はかなり魅力的な存在になるはず。
さらにカセットコンロユーザーにとって嬉しいのは、付属のスチール製吊り下げ天板を取り付ければ、Iwataniの「タフまる」などカセットコンロをセットすることもできること！ 熱源位置がテーブルの天面に近い高さになるので調理もしやすくなるし、何よりオーダーメイドのようなビルトインスタイルは見るからにスマート。火力調節のツマミにも手が届きやすいから、安心して調理ができます。
ちなみにカセットコンロの適用サイズは横341×縦283×高さ129mm。「タフまる」をセットするのにちょうどいいサイズに設計されていますが、「タフまるJr.」の使用もOKとのこと。適用サイズ以内のコンロであれば使用できそうですが、風防のあるカセットコンロが推奨されています。
また本体を構成する全てのパーツが折りたためる仕様となっていて、収納時には990×160×120mmまでコンパクトになるから、クルマへの積み込みや保管もラクラク。パネルユニットを全てはめ込めば普通のアウトドアテーブルとして使えるので、食事を終えたらバーナーやコンロを外してスペースを有効活用できるのもメリットです。
アルペングループオンラインストアではすでに4月5日より先行予約をスタート。実店舗では4月19日より、全国のAlpen Outdoors、Alpen Outdoorsエッセンシャルストアおよびスポーツデポ・アルペンにて一斉発売予定となっています。
＜文／&GP＞
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