いずれのモデルも共通しているのが本体にあるULTボタンで、ボタンを押すとULT POWER SOUNDがオンになり、低音がブースト。「ULT FIELD 7」と「ULT WEAR」はボタンを押すごとにULT1、ULT2、OFFの3つのサウンドモードが切り替わり、ULT1からULT2にすることでよりパワー感のある重低音を味わえます。
「ULT FIELD 7」は、本体サイズ約512×224×222mm、重さ約6.3kgの大型のポータブルスピーカー。ドライバーには、振動板の面積を拡大させたソニー独自の“X-Balanced Speaker Unit”を採用した約114×114mmの矩形ウーファー2基と、直径約46mmのトゥイーター2基を搭載。さらに、低音を強調するデュアルパッシブラジエーターが加わり、迫力の低音と透明感のある中高域を両立しています。
特徴的なのが音場最適化技術で、周囲のノイズを検知して自動で音質を調整。その場の環境に合わせた最適なサウンドを楽しむことができます。また、専用アプリでは7バンドのイコライザーで自分好みに音質をカスタマイズすることも可能です。
マイクの入力端子が備わっていて、キーコントロールやマイクエコーの調整もできるのでカラオケを楽しむことも。本体の側面のLEDが音楽に合わせて光るライティング機能も搭載しています。
バッテリー持続時間は約30時間で、10分間の充電で約3時間の使用ができる急速充電に対応。本体カラーはブラックのみとなっています。
「ULT FIELD 1」は本体サイズ約206×77×76mm、重さ約650gの持ち運びに便利なポータブルスピーカー。ドライバーには約83×42mmのウーファー1基と直径16mmのトゥイーター1基、そしてデュアルパッシブラジエーターを搭載していて、コンパクトながらもダイナミックな低音を響かせます。
バッテリー持続時間は約12時間。本体カラーはブラック、オフホワイト、オレンジ、フォレストグレーの4色展開です。
なお、ポータブルスピーカーの「ULT FIELD 7」と「ULT FIELD 1」は、いずれもIP67の防水・防塵性能を備えているので、キャンプや海辺などアウトドアシーンでも活躍。また、同じ機種を2台ペアリングすることでステレオ再生することが可能です。
「ULT WEAR」はノイキャン搭載のワイヤレスヘッドホン。ULT専用設計の40mmドライバーユニットを搭載していて、芯に響く重低音からクリアな高音まで、臨場感のあるサウンドをバランスよく再生。圧縮音源などで失われた高音域をCD音質レベルまで補完するソニー独自技術の“DSEE”や、空間オーディオの“360 Reality Audio”にも対応しています。
連続再生時間は最大50時間(ノイキャンON時は最大約30時間)で、3分間の充電で約1.5時間の再生ができる急速充電に対応。また、バッテリーが切れた場合でも有線接続することが可能です。カラーはブラック、オフホワイト、フォレストグレーの3色展開となっています。
ソニー史上最高の重低音を体感できる“ULT POWER SOUND”シリーズは、「ULT FIELD 1」と「ULT WEAR」が4月26日、「ULT FIELD 7」が5月24日より発売予定です。
<文/&GP>
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