この「Dyson Supersonic r」は、先輩モデルにあたる「Supersonic」の優れた速乾性はそのままに、形状と重さにおいて大幅なアップデートを実現したヘアドライヤー。
プロフェッショナルを中心に評価を集める「Supersonic」ですが、惜しむらくはその重さ。本体重量720g、ハンドルの太さも相まって、長時間の使用はどうしても腕や手首に負担がかかります。
スピーディに乾かせることを考えると、普通に使う限りはそこまで困るわけではないけれど、サロンで一日中使用するプロのスタイリストにとってこの重さはちょっとやっかいな問題です。
この課題を解決すべく開発されたのが、今回登場の「Dyson Supersonic r」。まず本体の小型化と軽量化を実現するために、気流を均一に加熱できるカーブ型ヒーターを新たに開発。
また、過剰な熱による髪のダメージを防ぐ機能として毎秒最大30回の風温測定でヒーターの駆動を制御する“インテリジェント・ヒートコントロール”を搭載することで、髪を傷めることなく素早くスタイリングできるようになっています。
気になる重さに関しては本体のみの重量であればわずか325gと、従来比で20%の軽量化を実現。また狙ったところに当てやすい形状になったことで、後頭部など手の届きにくい部分もスムーズに乾かせるようになっています。
さらにもうひとつ注目したいのが本体付属のアタッチメント。今回の新作には、スピード重視の“速乾ツール”、広がりのある風で頭皮まで優しく乾かす“低温ツール”、しっとりとしたツヤを手に入れるための“なめらかツール”と、目的に応じた3種類のアタッチメントが付属するのですが、これらはそれぞれ用途に合わせて最適化されたRFIDセンサーが内蔵されています。
このセンサーがドライヤーのモーターとヒーターを自動で調整、髪質やスタイルに合わせた最適な風量・温度でスムーズなスタイリングができるようになっているのです。
本体カラーはプロフェッショナル向けとして発表されていた“セラミックピンク”の他に、新色“セラミックパティーナ/トパーズ”と“ピンカブルー/トパーズ”を加えた3色のバリエーションをラインナップ。美容家電では珍しい、個性的なカラーも話題を集めそうです。
>> Dyson
<文/&GP>
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