佐々木希が猫を演じる「299(ニクキュー)」のCMをTVで見た人も多いでしょう。これは同社の提供する最安の月額料金が299円~となっていることにちなんでいます。今回はさらに299円の価格設定を手数料やオプションに広げてきました。
そもそも従来のSIMカードは、MVNO各社一律で開通手数料などの初期費用が3000円に設定されていました。FREETELはここにメスを入れ、10月18日より初期費用299円のパッケージを導入するとのこと。ただし、パッケージとして3000円のものも提供し続けます。
初期費用299円のパッケージでは購入後にプランを選択する仕組み。初期費用3000円のパッケージでは即時開通ができるという違いがある
また、従来FREETELユーザーしか使えなかったでんわアプリを、電話かけ放題「だれでもカケホ」として他サービスの利用者にも開放します。こちらも最低料金が月々299円~となり、従来の同様のオプションよりも安くなりました。
■通信プランも改良
通信プランの改良についてもアナウンスされました。まず、一番大きいのは、従来対応していなかった繰り越しとチャージに対応したこと。
月末に余った通信量を翌月に繰り越し可能に。また、通信量を使い切ったときにも必要な分だけ追加チャージができるようになりました。この点はほかのMVNOでは既に標準装備となっていたため、FREETEL SIMの弱点でもありました。今回キッチリとカバーしてきたのは好印象。ちなみにチャージ料金は500円で0.5GB。他社と比較しても安い部類に入ります。
また、大容量プランが新設されます。「定額プラン」には、月30GB、月40GB、月50GBのプランが登場。また「使った分だけ安心プラン」では、上限が大きくなります。月15GBまで使うと3680円、月20GBまで使うと4870円です。
繰り越し、チャージ、大容量プランについてはそれぞれ11月1日より提供開始となります。
■流行りのカウントフリーはInstagramまで対象に