伝統技法“木組”の幾何学模様が美しい、G-SHOCK最上級ライン「MR-G」新作

6月14日発売の「MRG-B2100B」。熱心な時計好きであればまず、“2100”の数字にピンと来る人もいるのではないでしょうか。

“2100”シリーズとは、G-SHOCKの初号機とされている「DW-5000C」をアイデアソースにしつつも、八角形フォルムのデジアナウォッチとして2019年に発売された人気コレクション。新作「MRG-B2100B」ではこの“2100”のアイコンである八角形ベゼルを、MR-Gシリーズとして初めて採用しています。

マットな輝きを見せる八角形ベゼルはトップ部分に純チタンの4倍もの硬度をもつ合金“COBARION”を採用。バンドには高い高度とともに優れた加工性を持つチタン合金“DAT55G”を使用するなど、金属素材の特性を活かした外装にはMR-Gらしさを感じられます。

また耐衝撃性と美しさを両立させるため、ケースとベゼルには“マルチガードストラクチャー”を採用。通常は一体成形されることの多いケースとベゼルを、27個のパーツを日本の伝統工法である“木組”さながらの緻密さで組み上げて作ることで、外部からの衝撃を分散・吸収します。

さらに一分の隙もない輝きは、組み立て前にひとつひとつのパーツに施された丹念な研磨の賜物。木材と金属という素材の違いはあれど、丁寧な仕上げに伝統木工技術と通じるものを感じさせます。

加えてもうひとつの大きな魅力が、モダンな幾何学パターンを施したダイヤルデザインです。立体的に造形されたストライプは日本伝統の木工技術“組子”を用いた格子をイメージしたもの。その隙間から通る光がソーラー発電による駆動力を生み出します。

時刻表示はアナログ表示のみで、3時位置に日付表示、7~8時位置に曜日表示を備えたシンプルな構成。20気圧防水という優れた防水性能、世界6曲の標準電波を受信し時刻を修正するマルチバンド6に対応、またスマートフォン連動による時刻の自動修正機能など、時計としての確かな実用性も魅力のひとつです。

>> G-SHOCK

<文/&GP>

 

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