新たに登場する「ROG Ally X」では、まずご覧の通り筐体色を従来モデルのホワイトからスタイリッシュなブラックに変更。本体外寸は幅280.6×奥行き111.3×高さ24.7~36.9mmと、従来モデルとほぼほぼ同じサイズ感です。
一方でスペックに目を向ければ、OSは従来モデルと同じくWindows 11 Home 64ビット、CPUは廉価モデルと同じ“AMD Ryzen Z1 Extreme”をを搭載。
リフレッシュレート120Hz・フルHD解像度の7.0型ワイドTFT液晶も従来モデルと同じくですが、表示速度を左右するメインメモリはより高速な LPDDR5X-7500 に変更され、容量は従来モデルの16GBから24GBまでスペックアップ!
またストレージも従来モデルのSSD 512GBから一気に1TBまで増量したことで、容量の大きなゲームタイトルも好きなだけインストールして持ち運べるようになりました。
さらにバッテリー容量も従来モデルの倍量に相当する80Whの超大容量を搭載、より長時間の連続プレイができるようになっています。
また外部機器との拡張性を確保するインターフェイスもレイアウトを含めて刷新。特にUSB Type-C/Power Delivery対応のUSB4ポート、USB Type-C/Gen2/Power Delivery対応のUSB3.2ポートを搭載したことで、給電と並行しながらさまざまなデバイスを活用できるようになっています。
このほかユーザーから寄せられた声を反映してジョイスティックの耐久性を向上、D-Padの仕様も格闘系ゲームやレトロゲームなどをプレイする際の8方向入力がより正確に行えるよう変更。
また、ボタンのレイアウトと角度を微調整、背面に備えた“ROGトライアングルテクスチャー”のデザインも見直すことで、長時間のプレイ時もより快適に行えるようになっています。
本体質量は約678gと従来モデルより重くなっていますが、これだけのスペックアップを果たしながらわずか70gほどの重量アップに留まっているというのはむしろ拍手を送りたいところ。
従来モデルとの価格差をどう見るかは人によって判断が分かれるところかもしれませんが、わずか3万円で圧倒的なハイスペックが手に入ると考えたら良心的な価格設定といえるかもしれません。
>> ASUS
<文/&GP>
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