これぞ“AIフォン”!折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6 / Flip6」はAIで大幅進化!

サムスンが7月10日に、フランス・パリで新製品発表イベント「Galaxy Unpacked July 2024」を開催し、折りたたみスマホの最新モデル「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を発表しました。日本ではドコモとauが取り扱い、サムスン直販のSIMフリーモデルも発売されます。発売日はドコモ版が7月下旬以降、au版とSIMフリーモデルは7月31日。SamsungオンラインショップでのSIMフリーモデルの価格は下記の通り。

Galaxy Z Fold6
256GB:24万9800円
512GB:26万7800円
1TB:30万3800円

Galaxy Z Flip6
256GB:15万9000円
512GB:17万7700円

なお、ドコモは、Galaxy Z Fold6は256GBと512GB、Galaxy Z Flip6は256GBのみを取り扱います。Fold6の512GBモデルはドコモオンラインショップ限定です。auは全モデルを取り扱いますが、容量やカラーによってはauオンラインショップ限定となります。

 

■AIが生産性を高める「Galaxy Z Fold6」

Galaxy Z Fold6は、横開きタイプの最新モデル。閉じた状態では普通のスマホのように使えて、開くと約7.6インチの大画面ディスプレイを利用できます。前モデルのFold5に比べると、閉じた状態での厚さが1.3mm薄くなり、重さは14gも軽くなり、シリーズ最薄・最軽量を実現しています。

▲閉じた状態では約6.3インチの画面を利用でき、一般的なスマホの感覚で操作できる

▲開くと約7.6インチの大画面が現れる。シンメトリーのデザインで、折りたたむ部分の境目も気にならない

▲折りたたみ時のサイズは約154×68×12.1mmで。重さは約239g

最大の特徴は「Galaxy AI」に対応したこと。Galaxy AIは、日本では今年4月に発売された「Galaxy S24」シリーズから搭載されたサムスン独自のAI機能。外国人と電話する際にリアルタイムの通訳を利用できる機能や、レコーダーで録音した音声を文字に起こして、さらに要約もできるといった機能が注目されました。Fold6は、それらの機能を受け継ぎつつ、大画面を生かす新しい機能も追加されています。

例えば、画面に表示したPDFファイルをまるごと翻訳できる「PDF翻訳」。テキストのブロックだけでなく、表やグラフに記された文字も翻訳されます。

▲PDFファイルを丸ごと翻訳できる

「通訳」には新たな会話モードが追加され、両面のディスプレイにそれぞれの翻訳内容を表示し、自然に会話が行えるように進化。新たに追加された「リスニングモード」では、Fold6を途中まで開いて卓上に置くと、外国語の講演などを聞く際に、ハンズフリーで翻訳結果が読める趣向。また、電話の通訳は、サムスン純正の「電話」アプリだけでなく、「LINE」など一部のサードパーティー製のアプリでも使えるようになっています。

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