製品名である「紺忠」は滝沢印刷の創業者である滝沢忠太郎のこと。もともと彼は藍染問屋・紺吉(こんきち)で働いていたため、友人からは紺吉の“紺”と忠太郎の“忠”の字をとって“紺忠(こんちゅう)さん”と親しみを込めて呼ばれていたそうです。
そこから、万年筆本体の軸もインクも創業者のルーツである藍染にちなんで、深く優しい紺色をモチーフにしたものとなっています。
ペン先は88周年記念の特製刻印が刻まれています。末広がりを意味する“88”を模したロゴデザインは、創業当時の想いを受け継ぎながら、共に繋がり続け、拡がり続けるという滝沢印刷の“これから”を表現しています。装飾部分も未来永劫続いてゆく想いと蕾から花咲かせる新しい滝沢印刷の門出をイメージしたものです。10号14金ペン先で、字幅はEF(極細)、F(細字)、FM(中細字)、M(中字)、B(太字)の全5種から選べます。
200本限定生産で、シリアルナンバーがキャップリングに刻印されています。本体の全長は140mmで最大径は15.7mm、重量は20gです。本体にはコンバーター「CON-70」が付属します。
化粧箱は専用の使用になっており、滝沢印刷の本社がある十日町市の着物問屋「角屋」の着物をリサイクルして張り付けた箱です。「紺」を基調としていますが、布材の柄は数種類あります。新潟の老舗文具店の周年モデルで、パイロットの名作万年筆の使い心地を味わってみませんか。
<文/&GP>
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