サムスン・Galaxy Watchシリーズの最新作として、日本国内でも7月31日より発売をスタートしている両モデル。
とりわけ注目なのが今シーズンより登場の「Galaxy Watch Ultra」。よりアクティブなライフスタイルを実践するユーザーを想定したハイスペックモデルで、強力なヘルスモニタリング機能とハードウェア面でのタフネス仕様を特長としています。
フェイス部分はGalaxy Watchの伝統を受け継ぐラウンド型を採用しつつ、ケースそのものは四隅に丸みを持たせたスクエア型を採用。メタルフレーム前面と背面カバー部分の一部にグレード4チタニウムを使用することで、過酷な環境に耐える高度な耐久性とMIL-STD 810H準拠の堅牢性を実現しています。
さらに10気圧防水とIP68準拠の防水防塵性能を装備するため、アクティブな場面での実用性も十分。塩分を含んだ海中や高温・低温など、過酷な環境下での使用にも対応できます。
特にロードバイクやトライアスロンを楽しむ人ならぜひ注目したいのが、パワーメーターとの連動によるFTP測定機能。FTPとは、大まかにいえばアスリートのスタミナ、持久的な走力の指標となる数値のこと。
ハイスコアを目指すアスリートにとってトレーニングによるFTPの向上は不可欠ですが、この「Galaxy Watch Ultra」とパワーメーターを連動させれば、わずか4分ほどでFTP測定を実現。精度の高い指標をスピーディに提供することで、より効率よくフィットネス効果を高めることが可能になっています。
さらに本体に搭載のパーソナライズされた“心拍数ゾーン”機能を使うことで、ユーザーの心肺能力に応じて、最適な強度でワークアウトが行えます。
一方「Galaxy Watch7」は従来モデル「Galaxy Watch6」の後継となるスタンダードモデル。ベゼルレスのラウンドスタイル、薄型スリムな設計はシリーズの伝統を引き継ぐもので、日々の成果の中で気負うことなく身につけられるカジュアル&シンプルなスタイリングが魅力です。
ウェルネス機能に関しては、100種類以上のワークアウトに対応した管理機能のほか、目標を達成するためにさまざまなエクササイズを組み合わせたプログラムを提供する“ワークアウトルーチン”を搭載。またユーザーのウェルネス、フィットネスを確実にサポートできるよう、各種センサーの精度の強化を図っています。
また特にアンチエイジングや生活習慣病を気にする人なら、新たに採用された“AGEs指数”機能に注目したいところ。これは老化の原因物質として注目されるAGEs(終末糖化産物)をトラッキングする機能のことで、食事と生活習慣に強い影響を受けるとされるAGEs指数を通じて代謝の状態を確認することで、ライフスタイルの改善につなげていくことができます。
両モデルとも端末搭載のGoogleウォレットアプリにSuicaや対象のカードを登録することで、SuicaやiD、QUICPayを使うことが可能。日々の相棒アイテムとしての利便性がアップしています。
「Galaxy Watch Ultra」は47mm径で通信方式はLTEのみ、カラーバリエーションはチタニウムシルバー、チタニウムグレー、チタニウムホワイトの3種類で、それぞれホワイトサンド、オレンジ、ダークグレー(※オレンジは日本での取り扱いなし)のストラップを装備。ストラップは水抜けのよさに配慮したマリン仕様に。
「Galaxy Watch7」に関しては本体サイズは44mm径と40mm径の2タイプで、それぞれLTEモデルとBluetoothモデルをラインナップ。カラーバリエーションはグリーンとクリームとシルバーの3種類で展開します(※サイズによってカラー展開は異なります)。
なお、サムスンでは同じく7月31日よりエントリーモデル「Galaxy Watch FE」も発売していますが、こちらは電子マネー機能、決済機能は非対応となっています。
<文/&GP>
【関連記事】
◆“高い山から深い海まで”を体現するスントのダイブコンピュータ「SUUNTO OCEAN」
◆ティソのスポーツ系スマートウォッチはソーラークォーツのアナログ時計なのにタッチパネル!
◆スマートウォッチは角形がいい?「HUAWEI WATCH FIT 3」なら2万円台で手に入るぞ!
- 1
- 2