本体は、圧縮した空気を減圧して口に送ってくれるレギュレーターと、圧縮した空気を貯めるためのボンベが一体になっていて、これ1台で海中での呼吸が可能に。スキューバダイビングのように重たい装備を必要とせずに、手軽に使えるのが大きな魅力です。
本体サイズは全長17cm、重さ600gとコンパクトかつ軽量なので、徒歩移動でも片手で簡単に持ち運ぶことができます。
使い方は、まず付属のアームバンドに本体をセット。ボンベの空気残量をチェックして、ボンベをロックしたら準備はOK。あとは海の中に入って、マウスピースに口をつけて呼吸をするだけ。空気残量は腕時計のように、手元で残量メーターを確認することができます。
なお、使用できる条件は水深5m以内、水温10度以上となっているので、その点はご注意を。
必要な時にだけ口元に持っていけばいいので、泳いだり、岩につかまったり、手を自由に使えるのは大きなメリット。また、呼吸時以外は口元を隠さないので、使っている人の顔の表情が一目瞭然。顔がしっかり見えるから、海中写真や動画も絵になるはずです。
ボンベには1本あたり15L、合計30Lの空気を注入可能。肺活量や気圧によって違いはありますが、大体成人が連続呼吸をして4分間使用することができます(4秒に1回で500mLを消費。1分間に7.5Lで、4分間で30Lを消費する計算)。
連続ではなく、間隔を空けて呼吸をすれば4分以上潜り続けることができるため、近距離で魚の写真を撮ったり、珊瑚礁をじっくり観察したり、シュノーケリングの新たな楽しみが広がりそう!
また、使い終わったボンベは、付属の手動ポンプを使って空気を再充填することが可能で、5分(200気圧)でフル充填に。繰り返し使えるのもうれしいポイントです。
コンパクトでも作りは本格的で、過度な加圧から守る“防爆弁”、二次元バルブで吐出された気体と水を逃がす“排水排気口”、ボンベ内のガスを逃がす“リリーフ弁”、高圧ガスを減圧して排出する“減圧室”など細部に至るまで安全面を考えて設計。
口でくわえるマウスピースは、どの角度からもくわえやすい丸型と、しっかりくわえられるマウス型の2種類を付け替えることが可能です。
今までスキューバダイビングのハードルが高いと感じていた人も、よりダイビングが身近な存在になる超小型の酸素ボンベで、新たな海の魅力を感じてみませんか? なお、発送は来年の2月予定となっています。
>> Makuake
<文/&GP>
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