カラーは高級宝飾品から着想を得た、Infinite Black、Hourglass Sand、Sunset Apricotの3カラーを展開し、それぞれに同色のレザーケースが付属。同じ形状のヘッドホンでもカラーによって表情がまったく異なります。
ドライバーにはBang & Olufsenの優れたトーンマイスターがチューニングを施した、40mmのカスタムメイド・チタニウム・ドライバーを搭載。音質には同社のフラッグシップスピーカーである「Beolab 90」で培った、専門知識や原則が活かされているとのこと。
また、装着した人のフィット感に合わせてサウンドをリアルタイムで調整する新しいアダプティブ・オーディオ・プロセッシング“EarSense”を採用。Dolby Atmosによる空間オーディオにも対応し、ヘッドトラッキングによって臨場感のあるリスニングを体験できます。
Bluetoothコーデックは現状AACとSBCのみ対応となっていますが、今後のアップデートにより高音質コーデックにも対応予定。なお、USBの有線接続では96kHz/24bitのハイレゾサウンドが楽しめます。
アクティブ・ノイズキャンセリング機能やオーディオ・トランスペアレンシー機能も搭載し、左右合わせて10個のスタジオグレードマイクが圧倒的な静寂や自然な外音取り込みを実現。ふたつのモードはハウジングのダイヤルを回すことで、シームレスに切り替えられます。
その他の機能としては、マルチポイント(2025年中に3台まで対応予定)を搭載。連続再生(通話)時間はANC使用時で32時間、空間オーディオとヘッドトラッキング使用時で30時間、通話で最大22時間となっており、5分でおよそ5時間の再生ができる急速充電にも対応しています。
そして、メンテナンス性の良いモジュール式の本体は、インナーヘッドバンドやイヤーパッドクッションを自身で交換できるだけでなく、修理によってバッテリー、ドライバー、回路基板などの主要パーツを取り換えられ、いつでも新品同様に。最大5年間の延長保証(Bang & Olufsenの延長保証プログラムBeocareに加入した場合)も受けられるので、末永く愛用できるでしょう。約23万円という価格も、“一生モノ”と考えれば決して高くはないのかもしれません。
<文/&GP>
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