「iPhone 16」から「AirPods 4」まで秋のApple新製品のポイントを一挙おさらい

3. Apple Watch Series 10

Apple Watch Series 10は、ケース形状が縦横1mm増え、42mmモデルと46mmモデルの2種類展開に。反面、厚みは1mm薄くなりました。

選択できるケースは従来「アルミニウムケース」と「ステンレススチールケース」でしたが、後者がなくなり「チタニウムケース」へと変わりました。

仕様面では、ディスプレイが改良され、斜めから見たときの明るさが最大40%向上。さらに、電力効率が改善されたことで、常時表示のリフレッシュレートが従来の1/60Hz(1分に1回)から1Hz(1秒に1回)まで上がり、常時表示のままで文字盤のアニメーションを楽しめます。

機能面では、新たに搭載した水温センサー・深度計によってシュノーケリングなどで活躍するようになったほか、Series 9やUltra 2と同様に睡眠時無呼吸症候群のチェックに使えることなどがトピックです。

Apple Watch Series 10

▲Apple Watch Series 10

 

4. Apple Watch Ultra 2(新色)

2023年に発売された「Apple Watch Ultra 2」には新色の「ブラック」のチタニウムケースが新登場。Ultraシリーズでは初めてのメタルバンド「チタニウムミラネーゼループ」も追加されました。

Apple Watch Ultra 2の新色「ブラック」

▲Apple Watch Ultra 2には新色「ブラック」が登場

 

5. Apple Watch Hermès Ultra 2

ブランドコラボモデルの「Apple Watch Hermès Ultra 2」も発表。こちらはナチュラルチタニウムケースで、ブランドコラボモデルオリジナルの文字盤とストラップが特徴です。ただし、価格は、PCなみの22万800円〜。

Apple Watch Hermès Ultra 2

▲「Apple Watch Hermès Ultra 2」は文字盤とバンドのデザインがブランドコラボモデルのオリジナルだ

 

6. AirPods 4

AirPods 4は、イヤーチップのない軽やかな装着感が特徴のインイヤータイプの製品の新モデルです。本世代では、アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応のモデルも選択できるようになったことがポイント。イヤホン操作は、軸部分をぎゅっとつまむ感圧式ですが、スワイプ操作には対応しません。ケースの充電端子はUSB Type-C。

なお、ANC対応モデルでは、「適応型オーディオ」「外部取り込みモード」「探す機能のためのスピーカー」なども利用できます。

AirPods 4

▲AirPods 4

 

7. AirPods Max(新色)

ヘッドホン型のAirPods Maxはマイナーアップデートを遂げました。選択できるカラーが「ミッドナイト」「スターライト」「ブルー」「オレンジ」「パープル」の5色になり、製品にはUSB-Cポートを搭載。

ただし、搭載するチップは旧世代の「H1」チップのまま。そのため「声を分離」機能には対応していません。

AirPods Max

▲AirPods MaxはUSB Type-C搭載の新カラーモデルにマイナーチェンジ

*  *  *

ちなみに、ファームウェアアップデートによる新機能予告とともに「AirPods Pro 2」と表記されているワイヤレスイヤホンも紹介されましたが、これはどうやら従来の「AirPod Pro(第2世代)」の表記が変わっただけ。新製品ではないようです。

>> Apple

<文/井上 晃

井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X

 

 

 

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