自転車のサドルといえば、前方向に狭くなる二等辺三角形の形をイメージする人が多いはず。短い距離を走る場合はほとんど気にならないものの、長距離・長時間のロングライドを行った際は股関やお尻の痛み、股ズレが生じる場合があります。構造的にどうしても避けられないアクシデントではありますが、当然ながら発生しないことに越したことはありませんよね。
Makuakeで先行販売が行われているAll-wings(オールウイングス)の「evo4 Super Hornet」(2万900円~ 9月18日現在)は、サドルノーズがない翼形状が特徴の自転車用サドル。ロードバイクやクロスバイクはもちろん、一般の自転車にも取り付けることができ、股間を圧迫せず、さらにペダリングの効率がアップするなど、長時間のライディングに適した構造を備えています。
「evo4 Super Hornet」はその名が示す通り、アメリカの戦闘機「F-18 スーパーホーネット」の尾翼から着想を得て開発されたノーズレスの自転車専用サドル。ノーズがないだけでなく、お尻を乗せる座面が横長で空洞も設けられており、股間への圧迫がほとんどない構造となっています。
この座面デザインは坐骨部分に合わせた形状で、左右に細くて長いこと坐骨に掛かる体圧を均等かつ効率よく分散。さらに座面に3方向の角度が設けられ、上り坂、下り坂、速度を上げるときなど、自転車を漕ぐ際に体のフォームを変えても常に坐骨を水平に支えるため、お尻への負担が少なく、長時間に渡って体全体の重心を崩さない安定感のあるライディングを実現します。
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