「クレバーレンチ」はモンキーレンチと同様、対象のボルトやナットのサイズに合わせて口径を調節して使用するのだが、従来品と違うのは、固定ジョー(上あご)部分に斜めに付けられた歯形。
この斜めの歯形のおかげで、サイズ調整が簡単になっている上、角形のボルトでも丸形のナットでもOK! ほかにもパイプや管状物などにも使え、1本でどんな作業も一通り対応してくれるのだ。
グリップ力もなかなか強力で、十字溝がつぶれた丸形ネジや折れたボルトも掴んで回せ、錆びたナットを緩めることも可能だ。
また本来、スパナでボルトを回す時はいちいちはめ直して角度を変える必要があるが、クレバーレンチは狭い場所でもそのまま回すことができる。
「HW-V8(約20cm)」(2480円)と「HW-V10(約25cm)」(3100円)の2サイズで、最大開口はそれぞれ30mm、38mm。サビに強い素材を使用し、すべり止め加工も施してあるなど、隅々まで使い勝手を考えた仕上がりになっている。
開発に10年かけただけあり、かなりの多用途を実現しているクレバーレンチ。一本持っておけば、なかなかの働きをしてくれそうだ。
ベストトラスト株式会社「クレバーレンチ」>> http://www.レンチ.net
[関連記事]
巨大「道工具イベント」で発見!DIYなどに役立つ注目アイテム
着ればDIYしたくなる!?ザ・アメリカン重機「CAT」のアパレルが誕生!
(文/&GP編集部)
- 1
- 2