背面ディスプレイ非搭載。写真を“撮る”ことに没頭できる新型「ライカM11-D」誕生

モニター上で画角を確認、撮った画像はその場ですぐにチェックできるのがデフォルトとなっている今の時代にこうした仕様はちょっと珍しいものですが、モニター上でダイレクトにイメージコントロールを行うのではなく、構図と絞り値、シャッタースピード、ISO感度といった本質的な要素を捉えた撮影に没頭できることには、フイルムカメラでの撮影を彷彿とさせる楽しさがあります。

デジタル技術に依存しない純度の高い撮影体験が、撮る喜びと共に、ユーザーのクリエイティビティに対する自信を高めてくれます。

一方で、手持ちのスマホに専用アプリ“Leica FOTOS”を入れて連動させれば、スマホの画面をモニターとして使用することもできるなど、シーンや目的に応じて使い分けられる安心感も確保。この他にも各種設定やスマホを使ったリモート操作やジオタグの追加、各種編集アプリによる編集など、デジタルフォトならではの便利な機能も多彩に用意されています。

また外観においては、前面上部に備えていた赤丸の“Leica”マークが外され、よりミニマムなデザインへと刷新。本体内蔵のメモリーが「ライカM11」の64GBから一気に256GBまで増量されているのもうれしいアップデートです。

▲「M11-D用プロテクター ブラック」

このほか「ライカM11-P」より導入した画像の真正性を証明する“ライカコンテンツクレデンシャル機能”も引き続き搭載。本体サイズは139× 38.5×80mmで、マグネシウムとアルミニウムを用いたフルメタルボディに合皮外装を施した外装も「ライカM11」と同じく。本体重量はバッテリー込みで約540gとなっています。

>> ライカ「ライカM11-D」

<文/&GP>

 

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