優れた制動性を実現するのは、標準装備したメッツラー製Sportec M9 RRタイヤとトライアンフブランドの新型ラジアルキャリパーが搭載された320mmのツインディスク。
エンジンには伝統的とも言える、ハイコンプ仕様であるボンネビル 1200シリーズ・バーチカルツインエンジンを採用し、最高出力を従来モデルの97ps/6,750rpmから105PS/7750rpmに強化。従来よりもレブリミットまでが長く、車体を力強く引っ張ってくれます。また、低慣性モーメントの270度位相クランクシャフトにより、クロスプレーンのパワーを効果的に路面へ伝達します。
シェイプの見直しが図られた燃料タンクは、特にフロント側が深く立体的な形状に。エンジン外装もコンパクト化されたサイレンサーによりスリムでスクエアなデザインに変更され、一層スマートな印象を与えます。なお、フューエルキャップは従来のモンツァタイプのものからヒンジ式に変更されています。
丸型LEDヘッドライトには、ヘアライン仕上げのアルミ製ベゼルとスタイリッシュな鋳造アルミ製ヘッドライトマウントが採用された、新しい意匠のDRLライトを装備。アルミキャスト製のホイールデザインも一新し、タービンのように角度のついた7対のスポークがスポーティな印象を生み出します。
ライディングモードは2種類。“Road”と“Rain”を状況に合わせて選択することで、最適化コーナリング ABSと最適化トラクションコントロールが効果的に機能し、あらゆる環境下でも快適な走りを実現します。
また、よりアグレッシブなライディングポジションと、シャープなレスポンスを実現した新型「Speed Twin 1200 RS」も登場。シート高やハンドルバーを調整し、マルゾッキ製フルアジャスタブルのフロントフォークとオーリンズ性リアサスペンションを採用。ブレンボ製スタイルマ・ツインキャリパーを320mmディスクに装着しており、さらにはメッツラー製Racetec RR K3タイヤを標準装備されるなど、上質でスムーズな乗り心地を実現しています。
新型「Speed Twin 1200」、「Speed Twin 1200 RS」ともに、2024年11月下旬から全国のトライアンフ正規販売店より発売開始です。
<文/&GP>
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