■ハードウエアのカスタマイズを楽しめる「CMF Phone 1」
Nothingは「CMF by Nothing」というサブブランドを展開しています。同ブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」が10月1日に発売されることも発表されました。
CMF Phone 1は、スマホの外装となるケースを取り外して交換したり、アクセサリーを追加したりと、カスタマイズできることが特徴。
プロセッサーには、Nothingが共同で開発したというMediaTek Dimensity 7300(最大2.5GHz)を搭載。RAMは8GBで、ストレージの一部を仮想的にRAMとして使う「RAMブースター」によって、最大16GBまで拡張可能。バッテリーは5000mAhなので、使い方にとっては2日間の連続使用を見込めます。
ディスプレイは6.67インチのスーパーAMOLED(有機EL)で、解像度は1080×2400ドット。リフレッシュレートは最大120Hzで、ピーク輝度は2000ニト。
リアカメラはソニー製のセンサーを採用する50メガピクセルカメラでF値は1.8。ポートレート用のセンサーも搭載し、背景をぼかす撮影も可能。4Kビデオや120fpsのスローモーション撮影にも対応しています。
カラバリはブラック、オレンジ、ライトグリーンの3色。Nothingの公式サイトではストレージが256GBのモデルを取り扱い、価格は4万4800円。MVNOのIIJmioでは128GBモデルを取り扱い、価格は3万9800円ですが、他社からの乗り換えの場合は「CMF Buds」というイヤホン付きで3万4800円という発売記念BOXも限定発売されます。
9月26日に開催された発表会では、Nothingの製品の売れ行きが好調で、日本では今年4月に発売されたPhone(2a)のSpecial Editionがあっという間に完売になり、Ear(a)が品薄状態が続いていることもアピールされました。今回登場するふたつの製品も注目を集めそうです。
>> Nothing
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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