新ラインナップの中でハイエンドに位置付けられるのが、「256QAM」という新しい通信の高速化技術に対応する「Xperia XZ」と「V20 PRO」。どちらも来年3月から提供される下り最大500Mbpsに対応しています。さらに、両モデルは、カメラと音楽性能も強化されています。
「Xperia XZ」は、約2300万画素のカメラを搭載。レーザーAFセンサーで暗い場所でも素早くピントを合わせられ、RGBC-IRセンサーで自然な色調のままで撮影できることがセールスポイント。スマホ初の5軸手ブレ補正にも対応。約1320万画素の前面カメラで、セルフィーも高画質で楽しめます。音楽再生は、ソニー独自のDSEE HXに対応し、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当の高音質に拡張して楽しめます。
「V20 PRO」は、Bang & Olufsenのエンジニアとサウンドマスターがチューニングしたという高音質が売り。スマホでは世界初のQuad-DACを搭載し、ハイレゾ音源だけでなく、一般的な圧縮音源も高音質で聴けることが特徴。カメラは1620万画素と820万画素のデュアルカメラで、広角で撮れることも利点です。
■オリジナルスマホは、端末実質負担額648円!
今回の発表会で、吉澤和弘社長が積極的に訴求し、取材陣からも注目を集めていたのが「MONO」です。
これは、ドコモのオリジナルブランドで発売されるエントリーモデル。製造はZTEですが、デザインから搭載機能、操作性まで、全面的にドコモが企画・開発したモデルとのこと。
約4.7インチのHDディスプレイで、CPUは1.5GHz+1.2GHzのオクタコア、RAMは2GB。エントリーとは言え、日常的な用途に必要なスペックは満たしています。ワンセグとおサイフは非対応ですが、防水・防塵には対応しています。
そして驚いたのが価格。12か月の連続利用を条件とする端末購入サポートを利用して購入する場合、実質負担金は648円(税込)。頭金として648円を支払ったら、分割払いは一切不要なんだとか。
コンパクトなので片手で操作しやすそう。サイドにマナーモードスイッチも備える