クラシカルなデザインが目を引く。セイコー プレザージュ×ポータークラシックは男ゴコロくすぐる逸品だ

デザインソースとして採用された“ローレル”は、1913(大正2)年に初の国産腕時計として誕生した伝説的なタイムピース。今回のコラボレーションではこの名品を日本の腕時計の原点と捉え、特徴的なディテールをふんだんに採用しています。

ケースサイズは35mm。懐中時計を思わせる丸みを帯びたふくよかなフォルムは初代“ローレル”のシルエットを踏襲するもの。ダイヤルにはヘリテージモデルと同様、美しい艶と色調を長く維持できる琺瑯仕上げですが、オリジナルがホワイトだったのに対し、今回は特別仕様のブラックダイヤルを採用。40年以上に渡り琺瑯に携わり続ける熟練の琺瑯職人・横澤 満氏の技により仕上げられており、これまでにない個性を放ちます。

針やインデックスのフォントも初代に倣ったクラシカルなデザイン。ムーブメントには72時間のパワーリザーブを備えたメカニカルムーブメント・キャリバー6R5Hを採用し、6時位置にはオリジナルのスモールセコンドに代わって24時間表示のサブダイヤルを配置。

また、ラグ部分についても懐中時計の“ボウ”と呼ばれるチェーンや紐を取り付ける輪状の部品から着想を得た可動かん(ラグ)を新開発。

ストラップは、今回新たに開発されたコードバン製の引き通しストラップで、装いに合わせて付け替えられるようブラック、ブラウンの2本を付属。ケースに接する部分にやや幅を持たせることで快適な着け心地を実現します。また、一般的なストラップよりも穴の数を増やし長さの調整域を拡大。男女兼用で使用できます。全体のスタイリングは過去の名品に倣いつつ、現代のライフスタイルや時代感覚に適った実用性を備えています。

タイムレスな美意識が魅力たっぷりのタイムピースですが、さらに裏ぶたにはポータークラシック創業当時のロゴマーク(粋な男性のシルエットは、克幸氏自身のシルエットを模したもの)を刻んだり、特製ボックスには日本ならではの“かさね”の文化を取り入れた重箱仕様を採用したりと、随所に遊び心が散りばめられています。生産数量は世界で500本となっています。

>> セイコー プレザージュ「クラフツマンシップシリーズ ポータークラシック コラボレーション限定モデル」

<文/&GP>

 

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