「E7N」は43V型(10万8000円)、50V型(11万8000円)、55V型(13万8000円)、65V型(18万8000円)の4サイズ、「E7N PRO」は55V型(14万8000円)、65V型(18万8000円)、75V型(22万8000円)の3サイズ展開で、いずれもAmazon限定製品として発売されています。
両シリーズともに、55V型以下のモデルにはVAパネルを、65V型以上のモデルには広視野角パネルを採用。両者の大きな違いはバックライトの方式で、「E7N」では直下型LED、上位モデルの「E7N PRO」ではよりハイコントラストな映像美を実現できるMiniLEDを採用しています。
また、両シリーズともにバックライトの光を量子ドットで変換し、純度の高い色表現を可能にする広色域量子ドットを採用。特に緑や赤の色再現において、よりリアルな色彩が楽しめる点も両者共通となっています。
単に4Kスマートテレビとして考えても十分コストパフォーマンスに優れたスペックを備えているのですが、ユニークなのはゲーミング用途を想定した仕様が随所に見られることです。
たとえば、画面表示のなめらかさの指標となるリフレッシュレートは144Hzの高リフレッシュレートに対応しています。
一般に倍速駆動対応といわれる液晶では、1秒間に60枚のフレームで表示している映像をその2倍に相当する120枚で表示し、素早い動きもよりなめらかに映し出すことができますが、この「E7N」「E7N PRO」ではさらにその上をいく最大144Hzに対応しています。
特にFPSやアクションゲームなど、素早い反応が求められるゲームにおいて、プレイをより有利に進めることが可能です。
また、インターフェイスは最新のゲームデバイスも快適にプレイできるHDMI2.1に対応しています。さらに、ゲーム用途に特化したゲーミングメニューを新たに搭載。
リフレッシュレートやHDR、VRR(可変リフレッシュレート)の状態を随時確認できるほか、暗いシーンでの視認性をアップさせる暗所ガンマ調整機能や、FPSで便利な照準表示機能など、勝負にこだわるユーザーにうれしい機能を多彩に備えています。
OSにはハイセンスが独自に開発したVIDAA OSを採用しており、Netflixやプライムビデオ、Disney+などの人気動画アプリをプリインストールしています。
添付のリモコンには各アプリ直結のダイレクトボタンを12個装備しており、テレビ電源がオフの状態でもこのボタンを押すだけで一発起動。お気に入りのサービスに即アクセスできるのも便利です。
また、サウンドに関しては、自宅に居ながらにしてまるで映画館にいるような迫力満点のサウンドを体感できるDolby Atmosに対応。
さらにBluetoothにも対応しており、手持ちのワイヤレスヘッドホンを使えば深夜や早朝でも気兼ねすることなく、お気に入りのゲームや動画を存分に楽しむことができるのもメリットのひとつです。
>> ハイセンス
<文/&GP>
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