「Xiaomi 14Tシリーズ」のカメラはライカ監修!しかも“おサイフケータイ対応”って大注目です

発表会の後に、実機で撮影してみることができました。日没後の薄暗い状況で、短い時間でしたが、明るく趣きのある写真を撮ることができました。

▲「ポートレート」モードで撮影。薄暗い状況でも顔を明るく捉え、明るい背景がほどよくボケた

▲これも「ポートレート」モードで撮影。モノクロでの撮影も楽しめる

▲ガラス越しに人物を撮影。焦点距離や絞りをコントロールして、雰囲気のある作品にも挑戦できそうだ

▲超広角で撮影。目の前にある高層ビルもフレームに収まった

▲望遠カメラでは2.6倍で撮影できるが、5倍も光学ズーム相当の画質で撮影可能

もうひとつの特徴であるAI機能は、グーグルの生成AI「Gemini」がプリインストールされていて、「かこって検索」にも対応。シャオミ独自の機能として、レコーダーで録音した音声の文字起こしや翻訳、写真に写っていない背景が拡張される機能なども搭載。設定したシチュエーションで撮ったかのようなポートレートが生成される「AIポートレート」も楽しめます。

▲実機では試していないが、AIを用いた翻訳機能は音声通話やオンライン会議にも対応

▲指定した条件のポートレートが生成される「AIポートレート」。背景や服装だけでなく、表情まで生成される

バッテリー容量は5000mAhで、急速充電は120Wの「Xiaomiハイパーチャージ」に対応。1%の状態から19分で満充電できるとのこと。専用の充電器も同梱されています。

 

■コスパを重視するならXiaomi 14Tが狙い目

Xiaomi 14Tは、Xiaomi 14T Proよりもワンランク下のスタンダードモデル。されど、「ハイエンド」と呼んで差し替えないスペックを備えています。

ディスプレイは14T Proと同じ約6.7インチ(2712×1220ドット)の有機EL。プロセッサーには「MediaTek Dimensity 8300-Ultra」を採用。RAMは12GB、ストレージは256GBという構成です。IP68の防水・防塵性能を備え、おサイフケータイも使えます。

▲ディスプレイのスペックは上位モデルの14T Proと共通

▲14T Proはエッジが丸くなっているが、14Tはフラット。このレモングリーンのみ、リサイクル素材を使ったヴィーガンレザー仕上げになっている

14T Proとの機能面での差分はカメラと充電の仕様。14Tのリアカメラもライカ監修ですが、メイン(約5000万画素)+望遠(約5000万画素/2倍)+超広角(約1200万画素)という構成で、メインカメラのセンサーサイズは1/1.56インチとなっています。

▲カメラ機能も14T Proと共通

バッテリー容量は14T Proと同じ5000mAhですが、急速充電は67Wの「Xiaomi ターボチャージ」。対応の充電器(別売)を使った場合、1%の状態から50分で満充電できます。

14T Proよりも若干控えめのスペックになっていますが、実際の使い勝手では大きな差はないはず。まだ価格は発表されていませんが、コスパを重視するなら、14Tが狙い目です。

 

■激安のスマートウォッチや100インチの大画面テレビも発売

シャオミは今年、スマート家電からカバン、サングラス、文具まで発売し、もはや「スマホメーカー」とは呼べないほど製品バリエーションを広げています。発表会では、スマホ以外の新製品も多数発表されました。なお、以下の製品は全て10月10日発売です。

【次ページ】スマートウォッチのコスパがスゴすぎる

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