伝説的な「ミッキーマウス ウォッチ」(1933年)や、時の大統領にも愛用された「IRONMANウォッチ」(1986年)といった名品の数々で知られますが、近年のヒット作といえばやはり2011年に発売された「ウィークエンダー」。その名の通り、週末をリラックスして楽しむことをテーマにデザインされたカジュアルウォッチです。
人気の秘密はなんといっても、どんなスタイルにも似合うオールラウンドな魅力と優れた視認性。創業の地ウォーターベリーの歴史を踏まえて真鍮素材を用いたラウンド型ケース、判読しやすいインデックス、タイメックスの代名詞であるインディグロナイトライトなど、性別・年代・国籍を問わず身につけられるタイムレスなデザインが爆発的なヒットにつながったのは、時計ファンならご存知の通り。特に“リボンベルト”と呼ばれる引き通し式ベルトストラップは、高級時計業界にまで波及するほどの大ブームを巻き起こしました。
こうしたアイコニックな仕様は、この秋登場の4つの新作においても踏襲されるものですが、特にこのうち3つのモデルでは、ここ数年の腕時計の小径化トレンドに応えて、ケースサイズをこれまでなかった37mm径までダウンサイジング。腕元にさりげなくフィットする小ぶりなサイズは、ジェンダーレスな現代のファッションシーンにもマッチします。
ラインナップは、ベルトにファブリック素材を使った「ホワイト×カーキ(TW2W85600)」と「ブラック×ブラック(TW2W85700)」、それにサスティナブルレザーを用いた「アイボリー×ライトブラウン(TW2W86500)」(各1万6500円)の3種類で、いずれも日常生活はもちろん旅行などのアクティブシーンにも対応できる50mの防水性を装備。
また登場から13年目を迎えて初めて、12時位置の“ TIMEX”の下に“WEEKENDER”の文字が登場。また3時位置には便利な拡大窓付きの日付表示を搭載、またダイヤル面のフォントや時分針のシェイプはさらに見やすいものへと一新されるなど、さらに実用性の高い仕様へと生まれ変わっています。
一方、こちらは従来よりラインナップに存在している40mm径モデルにも新作「ネイビー×ブラウン(TW2W86800)」(1万7600円)が登場。伝統の真鍮ケースはもちろんのこと、12時位置に搭載された“WEEKENDER”の文字や拡大窓付きの日付表示も37mmモデルと同様に搭載します。
従来からのファンのみならず、これから腕時計を手にする若い世代や手の小さな女性にも喜ばれそうな今シーズンの「ウィークエンダー」。タイメックスの伝統と進化が融合したこのシリーズで、自分らしいスタイルを楽しんでみては。
>> TIMEX
<文/&GP>
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