どちらもムーブメントは、オリジナルモデル「6000」と同じ自社製ムーブメントLJP L100を搭載。3タイムゾーンの表示やコラムホイール・クロノグラフ、シースルーバックから見えるローターの摩天楼なども共通しますが、ダイヤルカラーにはエレガントなシルバープレートのサンレイダイヤルを採用。
ブラックダイヤルが定番のジンにおいてシルバーダイヤルの採用はかなり珍しく、特に「フランクフルト・ファイナンシャル・ウオッチ」では今回が初めて。手作業で取り付けたブルーのアプライドインデックスが、スッキリとエレガントなルックスに高貴さを添えています。
一方、直径34mmの「6033.B」は、サンレイ装飾を施したブルーダイヤルを採用した控えめで洗練されたモデルです。シンプルな3針モデルですが、りゅうず操作でインナーベゼルを動かすことで2つのタイムゾーンを確認できます。
ムーブメントは薄型スリムなSW300-1を採用。ケースバック越しに、証券市場で使われる強気市場を表すブル(牡牛)と弱気市場を表すベア(熊)を刻印したローターを眺められます。
3つのモデルはいずれも世界限定250本で、装着性に優れたステンレスブレスレットの他にカーフレザーのストラップが付属。専用の木製ケースに工具や拡大鏡とともに収められます。いい意味で“らしくない”佇まいが、多くの時計愛好家の心を掴みそうです。
>> Sinn
<文/&GP>
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