「スターバックス リザーブ ロースタリー(以下ロースタリー)」は、世界的建築家・隈研吾氏とのコラボレーションによる設計で、今まで体験したことがないコーヒーの世界を体験できる空間となる予定。
隈氏は、福岡県の「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」のデザインも手がけており、木をふんだんに使った斬新なデザインは、日本のみならず世界からも注目を集めている。ロースタリーをデザインするにあたり、 “自然素材をいかにピュアに見せるか” ということを念頭に置き、木を主役にしたデザインを考案する予定だという。
プレゼンテーションでは、建物とグリーンを融合させ、特別な場の雰囲気をさらに盛り上げるデザインにしたい、と設計に向けて意欲を語った。
また、スターバックス コーヒー ジャパン株式会社CEOの水口貴文氏は、ロースタリー日本初出店の場に中目黒を選んだ理由として、都会と自然が融合する多様性をあげた。都会に在りながら、緑や川があり、1本奥に入るとカフェやシアターが並ぶ。新しい場が生まれ、常に動きがあるところが魅力だそう。
敷地面積は1200平方メートルの広さを誇るロースタリー。世界中から調達された個性的なコーヒーの焙煎と抽出を五感で感じながら、生豆が運ばれてくるところを見られる。それだけでなく、スターバックスのコーヒースペシャリストやマスターロースターとの会話、手作りのビバレッジ(軽食)も楽しめる。
スターバックスは、2014年シアトルにロースタリー1号店をオープンしたのを皮切りに、2017年の上海、2018年のニューヨークと、次々とロースタリーの出店を発表。今回の東京は、世界で4番目のロースタリーとなる。
スターバックス・コーポレーションCEOのハワード・シュルツ氏「1996年に北米以外の初のマーケットとして出店した日本は、スターバックスによって重要かつダイナミックなコーヒーマーケットだ」「現在、日本国内に1500店舗を抱えるが、この店舗数を通過点とし更なる成長を目指していく」と今後の抱負を語った。
「スターバックス リザーブ ロースタリー」は、ただのコーヒーショップではなく今までにないコーヒー体験ができる場として、私たちに感じたことのないワクワクを届けてくれるだろう。完成が待ち遠しい。オープンは2018年予定だ。
スターバックス >> http://www.starbucks.co.jp
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(取材・文/&GP 加藤久美子)
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