航空宇宙業界と深い関わりを持つウォッチブランドは少なくありませんが、中でも1875年創業のアメリカ時計の老舗・ブローバは、その代表的な存在のひとつ。
1960年代に驚異的な高精度で世界を驚かせた音叉式電子腕時計“アキュトロン”や、手元に緩やかに添う独自形状のムーブメントを備えたクロノグラフ“カーブ”など、世界初となる数々の技術を実現してきたブローバ。アメリカらしい大胆な発想と確かな技術力で、ファンを魅了し続けるウォッチメーカーです。
そして今を遡ること半世紀、人類が月面に降り立つという歴史的な出来事を陰で支えていた時計こそが、他ならぬブローバの時計。
極限の環境で卓越した精度と信頼性を証明した伝説的なクロノグラフが、この秋、鮮やかな赤をまとって「ルナ パイロット クロノグラフ 96K115」(9万9000円)として復刻されました。ヴィヴィッドなカラーダイヤルは、皆既月食の際に姿を現す“ブラッドムーン”から着想を得ています。
- 1
- 2