月20GB、30GBが利用できる大容量プランも発表されました。テザリングオプションは無料で利用可能。3日間の通信量制限もありません。
他社との差別化ポイントは、「家族でシェアする」こと。2017年1月より提供予定の「データシェアオプション」を利用すると、余った通信量を楽天モバイルの利用者間でシェアできるようになります。同一名義のSIMカード間や家族間に限定されない点が魅力的ですね。
1回線あたりのオプション料は月額100円。最大5回線までのグループでシェアできます。なお、キャンペーン期間中(終了時期未定)は無料で利用可能となります。
同社は今回の発表で、LTE対応のケータイや、大容量プラン、シェアオプションなど、大手キャリアに近い選択肢を揃えてきた印象があります。
発表会の最後には、“「MVNO」を業界用語ではなく、一般人に通用する常識に変えていく” という意気込みも明かされました。2014年10月29日のサービスインから、まもなく3年目突入を迎える楽天モバイル。「脱格安スマホ」を掲げる同社の動向には今後も要注目です。
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(文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。