「アナオリ カーボンポット」を生み出したのは、50年以上にわたり工業用カーボン製品製造と、カーボン素材を生かした調理器具の研究を進めてきた穴織カーボン株式会社。
高級炊飯器の草分けとなった大手家電メーカーの高級炊飯器も共同開発しているというこの企業が、「世界で最も美味しい炊飯ができ、素材の味を引き出せる調理道具」を目指して開発したのが「アナオリ カーボン」調理器具シリーズです。
溶かしたり曲げたりできないカーボン素材。これを職人が削り出し高精度に仕上げた、メイド・イン・ジャパンクオリティーの調理鍋シリーズから、11月末に新商品がリリース。それが、「アナオリ カーボン ポット OVAL(オーバル)」(7万5600円)と「アナオリ カーボン ポット VOL.(ボリューム)」(4万3200円)です。
「ポット オーバル」は、楕円で最も美しいといわれる“スーパー楕円”の滑らかな曲線を0.01㎜単位の精緻な削り出し技術によって再現した、ころんと丸い鍋。
米が対流するように底が盛り上がった形となっているため、炊飯やスープ、リゾット、煮物など、“炊く” “煮る”に適しています。炊飯2~ 3合炊くのに丁度よいサイズ。
「ポット ボリューム」は、国宝仏閣 “永保寺” からヒントを得たという、連続的な三角形を組み入れたフォルム。
本体とフタの凹みをスムーズに合わせることで蒸気の通り道を生み出すつくりで、そのデザイン性の高さから “2016年グッドデザイン賞” を受賞しています。もちろん炊飯もできますが、底面がフラットなので、“炊く” “煮る” に加え “焼く” “炒める” “オーブン” に適しています。
カーボン鍋の特徴は、高い熱伝導性と遠赤外線放射量。
食材をムラなく加熱し、うまみを凝縮させ閉じ込めます。さらに、軽いカーボンだからこそ実現した肉厚構造により、直接加熱、遠赤加熱に加え、その肉厚ボディに蓄えた熱で包熱加熱。
内面にはセラミックコーティングを施すことで、食材が焦げ付きにくいうえ、セラミックの赤外線効果もプラスされる効果も。
さらに、ひとつひとつ削り出したフタと本体は密閉性が高いため、無水調理も可能。400℃の耐熱性能で、さまざまな料理が短時間で本格的な味に仕上がります。
オーバル、ボリュームともに、カラーバリエーションは、フレンチ・ブルー ブリティッシュ・グリーン スカンジナビアン・クリーム スパニッシュ・オレンジ イタリアン・レッドの5色。
1台でオールマイティーな調理ができるカーボン鍋、その実力を料理好きの人はぜひ試してみて。
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(文/&GP編集部)
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