金貨のデザインには、帝釈天を背景に桜を愛でながら故郷を想う寅さんが描かれ、しみじみとした郷愁が伝わる仕上がりとなっています。一方、銀貨にはダボシャツにねじり鉢巻の姿で、威勢よく口上を述べる寅さんの心意気を、映画のフィルムとともに表現。どちらも、寅さんの魅力が存分に詰まったデザインです。
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」というお決まりのセリフが聞こえてくるかのような、愛すべき笑顔が生き生きと刻まれています。寅さんの世界観を手元で楽しむことができる、特別な一枚となっています。
金貨は直径30ミリの純金(品位.9999)製で、その上品で高価な輝きが特長です。一方、銀貨は直径65ミリの超大型で、品位.9999の純銀製という豪華な仕様。どちらも先進のカラー鋳造技術が駆使され、美しいプルーフ仕上げが施されています。
金貨と銀貨の表面には、精密なデザインと鮮やかな色彩が際立ち、まさにコレクターズアイテムにふさわしい逸品です。
プルーフコイン(プルーフ貨幣)とは、収集家向けに特別な処理を施した貨幣のことで、一般的な流通を目的としたコインとは異なります。金貨は50クックアイランド・ドル、銀貨は10クックアイランド・ドルの額面が設定されており、実際に通貨として使用することも可能です。
しかし、その美しい仕上げや限定性から、実用的な通貨としてよりも、コレクターズアイテムとしての価値が高く評価されています。
硬貨を発行したクック諸島は、南太平洋に位置する15の島々で構成された自治国家です。豊かなサンゴ礁や手つかずの自然、秘境のビーチリゾートを有するポリネシアンアイランドとして知られています。
今回の記念硬貨の発行数は、金貨がわずか550点、銀貨が2024点と、いずれも非常に限られた数量となっています。それぞれにクック諸島の発行証明書が付属しており、希少性とともに公式記念品としての価値を高めています。
いずれもお1人様1点限りの限定販売となっています。記念コインは特製展示ケースに収められており、そのデザインは寅さんのトレードマークでもある旅鞄をイメージしたものです。
さらに、金銀2点セットには専用の特別仕様として、特製オルゴール付きの展示ケースが付属。ケースを開けると、映画『男はつらいよ』のあのテーマ曲が流れる仕掛けが施されており、作品の世界観をよりいっそう楽しむことができます。
>> PREMICO「男はつらいよ55周年公式記念カラー金貨・銀貨」
<文/&GP>
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