もちろんリュックとして背負うこともできるので、路面が悪く転がしての移動ができない時や、両手を空けておきたいようなシーンにも対応。キャスター部分には背負った際に衣類への汚れの付着を防ぐカバーがついているなど、細かく行き届いた配慮もうれしいポイントです。
またリュックとキャリーはそれぞれ単体で使えるので、リュックには軽めの物を入れて背負い、キャリーには重さのある水や食料品を乗せて引くといった使い方も可能。特に、重くかさばる物資の運搬に役立つキャリーは、実際の避難生活でかなり活躍しそうです。
本体重量はリュック1.3kg、キャリー1.2kgの計2.5kgで、容量はたっぷり25L。キャリーを装着した状態での幅36×奥行30×高さ54cmで、キャリーバーは54・81・105cmの3段階で伸縮させることが可能です。
リュック外側にはすぐ取り出したいモノの収納に便利な大容量ポケットや、頻繁に使うモノの吊り下げに便利なフックを装備。内側にも小物の整理に役立つフラットポケットや脱着可能な仕切りを備えるので、大量の荷物も種類別に分類してすっきり収納できます。
さらに慣れない避難生活で体力を温存するためのアイテムとして、リュック内部に収納できる専用防災枕を標準で装備。また背面のクッション部分を開けば背もたれ付きクッションに早変わり、冷たく硬い床面に長時間座り続けるような場面での身体への負担を軽減できるなど、実際の避難生活を想定したさまざまな機能を備えます。
なお同社オンラインストアではリュック単品の他に、夫婦2人での避難を想定した「2人用セット」(1万9999円)、夫婦+幼児での避難を想定した「3人用セット」(2万5999円)もラインナップ。
いずれも「キャリー付き防災リュック」に、防災ラジオやLEDライトなど一次避難に必要なアイテムを組み合わせた防災セットです。
入っているのは認定防災士の監修の下で厳選されたモノばかりだから、「何から備えていいかわからない」という人ならひとまずこれを備えておけば安心できそう。特に「2人用セット」は、離れて暮らす高齢の家族の備えとして贈っても喜ばれそう。
>> タンスのゲン
<文/&GP>
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