関市の刃物づくりの起源は、なんと鎌倉時代にまで遡るのだとか。良質な焼刃土、炭、そして長良川をはじめとする豊富な水資源に恵まれ、古くから刀剣づくりに適した土地として、多くの刀鍛冶が集まりました。時を経て日用的な刃物づくりに変わった現在でも、その高い技術は脈々と継承されています。
そんな関市で伝統的な技法を用い、職人が1本1本丁寧に刃付けを行いながら、生産しているのが「関市の包丁」です。今回は「樹脂柄三徳包丁」「樹脂柄小三徳包丁」「樹脂柄牛刀包丁」の3種類が新たなラインナップに加わりました。
包丁本体には錆びに強いステンレス刃物鋼を使用しているので、研ぎ直しもOKな上、煮沸消毒やアルコール消毒も可能です。
ハンドル部分には和包丁の伝統的な形をベースに、手にフィットしやすい六角形のデザインを採用。置いた時に安定しやすく、安全に使用できる形状となっています。
毎日使うものだから、スタンダードで扱いやすく、長く使える良質なものを。そんなコンセプトを体現した「関市の包丁」。日本の伝統技術を身近に感じられるコスパ◎なプロダクトと言えそうです。
<文/&GP>
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