アウトカメラはメイン(約5000万画素/F1.59)+被写体深度(約200万画素)。卓上に置いて、自由な角度でセルフィーを撮ることが可能。その際、手をかざしたり、ピースサインをしたりして、シャッターのタイマーを起動することができます。
インカメラも約3200万画素なので、高画質でセルフィーを撮ったり、ビデオ通話を楽しんだりできます。
プロセッサーはMediaTek Dimensity 7300X。ミッドレンジ向けのチップで、日常的な用途に支障はないはず。ハンズオン会場で実際に操作してみましたが、サクサクと軽快に操作できました。
RAMは6GBで、内部ストレージは128GB。バッテリー容量は4300mAhで、33Wの急速充電にも対応。おサイフケータイにも対応しています。
■前モデルから軽量化を図り、耐久性も向上
前モデルからの進化点として、強度を高めたこともアピールしていました。ヒンジの改良によって、30万回の開閉に耐えられるようになったとのこと。1日100回開閉したとして3000日、8年以上の耐久性が担保されています。メインディスプレイの折り曲げ部の凹みも減り、傷への耐性も2倍になったとのこと。
本体のサイズ感は前モデルと同等ですが、約214gから約191gと軽くなり、なおかつ落下時の耐衝撃性も3倍向上しています。
実際に手に持つと軽くなったことに加えて、曲面デザインによって、手に馴染みやすくなったようにも感じました。うっかり落とすリスクも少なそうです。
■便利な通話録音やAIによる通訳機能も搭載
便利な通話録音機能も搭載されています。「電話」アプリだけでなく、「LINE」「Skype」「Facebook」「Messenger」でも使えて、「この通話の録音を開始しました」といった音声ガイダンスをオフにもできるので、迷惑電話対策としても使えます。
多彩なAI機能も搭載されます。撮った写真はAIで背景をぼかしたり、不要なものを消したり、ボケを補正したりすることが可能。さらに、人物の顔をステッカーで隠す「AIフェースステッカー」という機能も。友人や知人と一緒に撮った写真をSNSでシェアしたいときに重宝しそうです。
さらに、今後のアップデートでAIによる通訳や文字起こしにも対応することが発表されました。外国人と対面で話す際に、90度に開いて卓上に置き、同時通訳機としても活用できるわけです。まだ精度は確認していませんが、精度に満足できれば、セールスポイントのひとつとなるでしょう。