うっすら透けるダイヤルが粋!ノットが仕掛ける機械式時計の新しい可能性

▲「シルバー(CAC-39SVSV)」

316Lステンレス製のケースは、プレーンなラウンド型を採用。サイズは39mm径・11mm厚と、体格や性別を問わず装着しやすいバランスに仕上げられています。

一般的なスケルトンダイヤルモデルでは、メインダイヤルそのものにカットワークを施すことが多いですが、Knotの「オートマティック スケルトン」では、クリアダイヤルの外周全体にホワイトまたはブラックのグラデーション塗装を施しているのが大きな特徴です。

ダイヤルにはあえてアワーマーカーを設けず、インデックスを外周インナーリングに集約。フラットなダイヤル上には、12時位置のブランドロゴのみが配置されたシンプルなデザインです。しかし、その潔いルックスの中でひと際存在感を放つのが、9時位置に設けられたオープンハート。

丸く大きめに開けられた窓からは、スケルトンウォッチ専用に設計されたTMI製の自動巻きムーブメント「NH70」のテンプが覗きます。

ダイヤル越しに、肉抜きされたブリッジや輝くルビーの軸受がうっすらと透けて見えるミステリアスなデザイン。まるで、張りつめた薄氷や、薄くかかった靄のような幻想的な雰囲気を演出します。

その緊張感のあるルックスを、立体的に造形されたドルフィン型の時分針と、アイコニックなセンター秒針がさらに引き立てています。

▲「ブラック(CAC-39BKBK)」

さらに、ケースを裏返せば、ダイヤルと同じ位置に設けられたもうひとつのオープンハートから、ムーブメントの精緻な動きを目で楽しむこともできます。

ウォッチヘッドのクールな印象を生かし、質感を統一した「ステンレスメッシュベルト」(4400円・4950円)や、力強い印象の「リンクブレスレット」(9900円・12100円)を合わせるのも一案。

ホワイトモデルなら、優しい色合いのファブリックやレザーバンドで春らしい装いに馴染ませるのもいいし、ブラックモデルなら重厚な型押しレザーで男性的な印象にまとめてもカッコいい。春の手元にさりげなく個性を添える、魅力的なタイムピースです。

>> Maker's Watch Knot「オートマティック スケルトン」

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆アイスブルーの文字板に惚れ惚れ。シチズン シリーズエイト新作は水面のように煌めく限定モデル
◆八角セラミックスベゼルがクール! シチズン アテッサ渾身の最新作は腕元に自信と誇りをもたらす至高のビジネスウォッチ
◆ブルー×オレンジのカラーリングが爽やかなハミルトン「クロノマティック 50」限定モデル

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする