「Z210」は、ごくシンプルでどこにでも置けるスチーム式加湿器。昨年少量発売し品切れになった人気商品が、今季も再登場した。
加湿器の一般的な加湿方式には、気化式・超音波式・スチーム式の3タイプがある。
これらの特徴を簡単に説明すると、気化式は、水を含んだフィルターに風を当てて部屋に潤いを拡散させるつくり。吹き出し口から涼しい風が出るため、近くにいると肌寒さを感じることもある。
超音波式は、超音波で水に振動をかけて霧のようなミストを作り出す方式。こちらもやはり熱い蒸気は出ない。どちらも電気代が安いのが特徴だが、臭いや雑菌の繁殖を防ぐには、フィルターの手入れをこまめにし、清潔を保つ必要がある。
その点、電気の力で水を沸騰させ水蒸気を部屋に拡散するスチーム式は、気化式、超音波式に比べ電気代がかかり、吹き出し口の蒸気が熱いので注意が必要だが、その分、加湿のパワーがあり、部屋を暖かく潤してくれる。
さらに、水を煮沸してから拡散するつくりのため、雑菌の繁殖も抑えられるという特長もある。つまり、乾燥、寒さ、ウイルスという3点すべてをフォローできるのがスチーム式というわけだ。
サイズは約H195.0×W250.0×D255.0mm、重さ約1.9kg(タンク空時)という「Z210」なら、リビングに、勉強部屋に、寝室にと、どこにでも簡単に持ち運んで、家中を潤すことができそうだ。
ブラウン、ホワイト、イエローの3タイプで、価格は1万2960円。健康管理を第一に考えるなら、一台持っておきたいアイテムだ。
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(文/&GP編集部)
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