使い慣れたターン式ノブは登山用具の扱いに不慣れな初心者でも気がラクですし、火力調整も簡単に行えるからメニューの幅も大きく広がりそう! また、バーナーヘッドまでの距離もより短く、低重心になっているためさらに安心して使用できるはず。
さらに、付属するカップやフタもより使いやすくアップデート。カップには脱落を防ぐロック機能を搭載。フタ部分は注ぎ口や湯切り口の仕様を見直すことでよりスムーズな使用感を実現しています。またOD缶を支えるためのスタビライザーの形状も変更。使わないときはバーナーヘッドに固定してすっきり持ち運べます。
一方で最大出力は1335kcal/hと従来モデルの2269kcal/hと比べてやや控えめとなり、500mlの湯を沸かすのに必要な所用時間も100秒から120秒へと少々長くなっています。これは逆に捉えれば、従来モデルよりも少量の燃料でより効率良く湯を沸かせるようになったということ! ひとつのOD缶で多くの湯を沸かせるのは、燃料が貴重な山行やソロキャンプでは大きなメリットと言えそうです。
なお、従来モデルでは標準付属となっていたゴトクは新モデルでは付属しないため、専用クッカー以外を使いたいときはオプションの「ゴトク2.0」(2200円)を用意する必要があります。

▲「JETBOILジップ0.8L」
さらにジェットボイルからはこの春、エントリーモデル「ジップ」からも同じく点火・火力調整部分の仕様をターン式ノブに変更した「JETBOILジップ0.8L」(1万9800円)が登場。
こちらも基本仕様や容量は従来モデルと同じくですが、最大出力は1134kcal/hから1335kcal/hへとパワーアップ。湯を沸かすスピードも150秒から120秒まで短くなっています。イグナイターは付属しないため点火にはマッチやライターが必要ですが、軽さを重視するならこちらもチェックしておいて損はないでしょう。
>> モンベル
<文/&GP>
【関連記事】
◆今年もやっぱり猛暑予想!モンベルの晴雨兼用傘で今から備えておく?
◆PFASフリーの環境配慮型ゴアテックスを採用!モンベル「テンペストジャケット」で悪天候も万全にね!
◆軽い、強い、高コスパ!モンベルの新型バックパックは防水ロールアップ!
- 1
- 2