【試した!】BOSEのノイズキャンセリング・ヘッドホン

さっそく装着してみたが、オーバーヘッド型と異なり、とにかく軽い! イヤーチップ「StayHera®+チップ」は円すい形で耳にフィットし、騒音カットの効果もあるため、オーバーヘッド型よりも静粛性が高いのではないだろうか。

また、フックがあることで耳の中に押し込まなくてもいいので、長時間つけても快適だ。インイヤー型は耳にねじ込むイメージを持つ人が多いと思うが、「Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」はフック状のパーツが突っ張るように支えるとでも言おうか。

 

Quiet_Comfort_20_Apple_007_RGB上の写真を見ていただきたいが、半透明のパーツがフックのように「ニョキ」っと出ていることがわかると思う。この部分がちょうど耳の内部で突っ張るように引っ掛かるのだ。

機能面では、静けさを実現する「ノイズキャンセリングモード」、音楽を聴きながらでも周囲の音が聞き取れる「Awareモード」、この相反する機能を用途に応じて切り替えられる。

通勤で使うなら周囲の音が聞こえないと困るし、危険なこともあるため、切り替えできるのは嬉しい。また、Apple製品対応モデル、スマートフォン対応モデルの2種類が用意されており、電話の着信にも着けたまま対応できる。

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インイヤー型は小型のため、どうしても性能が劣ると思われがち。だが、そもそもインイヤー型は小型軽量であることが利点。それを無視して性能を語るのは本末転倒だろう。だが、「Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」は、サウンドもすこぶるいい。加えてインイヤー型の弱点でもある、耳の圧迫感も少ない。家ではオーバーヘッド型、外出時はインイヤー型を使い分ける人もいると思うが、これなら1台ですべてをまかなえるのでは? と思うほどだ。

 

【Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones】
価格:3万7800円
2015年6月26日発売(ボーズ・オンラインストアにて予約受付)
販売:ボーズ直営店、ボーズ・オンラインストア、ボーズ製品取扱認定ディーラーにて

ケーブル長:130cm
サイズ:w27W×H38×D17 mm (片側、Mサイズチップ装着時)
質量:44g(Mサイズチップ装着時)
電源、電池寿命:充電式リチウムイオン電池 / 約16時間(使用状況により異なる)
付属品:StayHear®+チップ(S/M/Lの3種類を付属)、充電用 USBケーブル、専用キャリングケース

(文/&GP編集部)

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