今回新たに発表されたのは「Priori 4」。5インチのHDディスプレイを搭載するエントリーモデルで、CPUは1.3GHz×4コア、RAM(メモリ)は2GBという構成。最大のセールスポイントは、6色の背面カバーを同梱すること。気分によってカバーを付け替えられて、万一キズをつけても新しいカバーに交換できるので、長く使いたい人には◎。価格は1万4800円(税抜)で、来年1月27日から発売されます。
10月6日に開催された前回の発表会で発表された「極 KIKAMI 2」など、すでに発表済みモデルの発売日や予価も明らかにされました。
FREETELの最新フラッグシップに位置付けられるハイエンドモデル「極 KIKAMI 2」は、12月22日発売で4万9800円(税抜)。
5000mAhの大容量バッテリーがセールスポイントで、Android 7.0を初期搭載する予定の「雷神 RAIJIN」は、来年1月27日発売で2万9800円(税抜)です。
SIMフリーのモバイルWi-Fiルーター「ARIA 2」も発売されます。3大キャリアが採用するFDD-LTEだけでなく、UQコミュニケーションズ(WiMAX を提供)とWireless City Planning(ソフトバンク4Gを提供)が使うTDD-LTEのBand41にも対応していることが特徴。12月2日発売で価格は1万1800円(税抜)です。
■「かえホーダイ」が進化したプランが登場!
本日から開始された新サービスは「スマートコミコミ」。
スマホ本体とデータ通信、音声通話をパッケージにしたもので、スマホはフリーテルの対応機種から、データ通信は「データ定額プラン」でも「使った分だけ安心プラン」でも好きなものを選べることがポイント。さらに「FREETELでんわ」の「5分間かけ放題」もパッケージされています。月額料金は、端末やプランの組み合わせによって異なりますが、最安で月額1590円(税抜)から使えます。
この「スマートコミコミ」、実は10月6日から始まったばかりの「かえホーダイ」というサービスを進化させたものです。
「かえホーダイ」は、半年ごとに新しい機種に変更でき、それまで使っていた機種の分割残金の支払いが免除されます。「スマートコミコミ」も同じ仕組みですが、さらにスマホの画面が割れるなど、破損や故障があった場合でも機種変更でき、修理代も発生しないように変更されました。
また来年以降「スマートコミコミ」の対象機種として、FREETEL以外のSIMフリースマホが加わることも発表されました。投影されたスライドには、HUAWEI「P9 lite」とASUS「ZenFone 3」らしき端末が写っていたので、これらの人気端末の取り扱いはすでに確定しているのではないかと思われます。
次から次へと新サービスを導入しているFREETELですが、サポートの強化にも注力。すでに、全国の多くの量販店に専用コーナーを設けていますが、これらに加えて専売のショップを展開する計画があることも発表されました。年内に1号店をオープンさせ、1年で全国200店舗に拡大したいとのこと。
すでに「波に乗っている感」がすごいFREETELですが、今後の展開にも注目しましょう。
>> FREETEL
[関連記事]
進化を続けるFREETEL!TwitterもFacebookもInstagramも通信量0に
SIMフリースマホの大本命「ZenFone 3」がいよいよ日本上陸!
(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
- 1
- 2