眼鏡の産地として世界的にも有名な福井県鯖江市に誕生した、画期的な老眼鏡「ペーパーグラス」。胸ポケットや着物の帯、さらには手帳や本にまで挟むことのできる驚きの薄さを実現したのは、眼鏡デザイナー澤田雅広を中心としたデザインチームと、眼鏡部品のほかに精密金属部品の加工も手掛ける鯖江市の西村金属です。
ブリッジや鼻パッド、丁番などのメガネの突起物をなくし、折りたたんだときにいかに平らに薄くできるか。その構造を一から考えて、試行錯誤の末に新しいアイテムを創り出しました。
特徴的なのは、下から上へと伸びるテンプル(ツル)。閉じたときの重なりを限りなくゼロにするために編み出されたこの繊細なカーブを実現するために、素材にはステンレススチールを採用しています。
また、ブリッジと鼻パッドをなくし、直接鼻にかけるシンプルなデザインに。細部にまでこだわり、独自の機能性と頑丈さ、使いやすさと機能美を実現したこのアイテムは、2012年の発売以来、累計3万本を売り上げる人気商品となり、2013年グッドデザイン・ものづくりデザイン賞ほか、数々のデザイン界の賞を受賞しています。
そんなベストセラーアイテムに「スタンダードクラシックシリーズ」が加わりました。「ボストン」「ラウンド」「ウェリントン」の3アイテムで、基本構造はそのままに、定番のクラシックに現代のトレンドを織り交ぜてデザインされています。
また、イタリアのメガネケースメーカーFEDON社に別注した上品なオリジナルデザインの専用ケースも付属されて、価格は1万9980円から。
この「スタンダードクラシックシリーズ」は、11月29日より直営店舗にて数量限定先行販売中。また、12月5日より直営オンラインショップにて予約開始となります。
持ち歩き時にも装着時にも使いやすく美しい老眼鏡。一生付き合えそうな1本です。
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(文/&GP編集部)
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