「ウルトラマン創世紀展」では、『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』まで8作品を取り上げ、その制作過程や小道具、原画、資料をなどが多数紹介される。ウルトラセブンのマスクやゴモラの頭部などの展示もあり、ブラウン管を通して見ていた怪獣やウルトラマンに出会うことができる。
また、ウルトラマンや怪獣の“ソフビ”も多数展示され、懐かしさが込み上げてくるに違いない。ウルトラヒーロー人形との記念撮影コーナーもある。
展覧会は四部構成
●第1部 ウルトラ伝説のはじまり
「ゴジラ」(1954年 東宝)での精巧なミニチュアワークで、世界に認められた円谷英二。テレビ時代を見越し制作した『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』初期3作品を紹介
●第2部 光の国を創った人々
ウルトラマンシリーズの制作にかかわった監督、特殊技術関係者、脚本家、美術監督たちの仕事を紹介。デザイン画、ミニチュアといった制作物が展示される
●第3部 ウルトラ兄弟の誕生
ウルトラマンの再来を望む声に応え、復活したウルトラマンシリーズ。『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンA』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』『ウルトラマン80』の設定や怪獣デザインなどを展示
●第4部 ぼくらのヒーローウルトラマン
ビデオやDVDがなかった時代に子どもたちの心を掴んだのが、ソフビ人形や怪獣図鑑、雑誌だった。イラストレータの小松崎茂ら若きクリエーターの箱絵、グラビアやソフビなどを紹介
また、展示会期中は野外上映会も企画されている。
8月27、28日の19時〜20時に、ウルトラセブン第4話「マックス号応答せよ」、ウルトラマン第23話「故郷は地球」が予定されている。
親は懐かしい思いで、子どもは新鮮な驚きで楽しめる。
横須賀美術館「ウルトラマン創世紀展」
期間:2015年6月27日(土)~8月30日(日)
住所:横須賀市鴨居4丁目1番地 TEL.046-845-1211
観覧料:一般1000円、高大・65歳以上800円、中学生以下無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
http://www.yokosuka-moa.jp
- 1
- 2