■OSMOシリーズの新製品:「Osmo Mobile Silver」 と「Zenmuse M1」
スマートフォンを取り付けることで、映画のような映像を簡単に撮影することができるスマート・モーション・カメラ「Osmo Mobile」。今回、新たに登場する「OSMO MOBILE SILVER」は、「DJI GOアプリ」を活用することで被写体を自動で追尾できたり、モーション・タイムラプス、長時間露光によるドラマチックな写真やパノラマ写真の撮影をしたりといったことが可能になりました。
撮影した映像をより滑らかにし、すぐに共有ができる機能が追加。新機能となる「Beautifyモード」は、DJI GOアプリの自動認識技術と高性能な画像処理技術により、簡単な修正をするだけで撮影した映像が最適化され、まるでプロクリエーターが撮影したような映像になるとのこと。旅行やセルフィー用など、さまざまな用途に合わせてクオリティーの高い写真や動画が撮影できそうです。
また、「Zenmuse M1」ジンバル(Osmoハンドル部分は含まず)の販売価格は2万1924円です。
■ドローン:PHANTOM 4中国・春節エディション
そして待ってましたのドローンは、中国の春節を祝して、イラストレーターでデザイナーであるMartin Sati氏にPhantom 4のデザインを依頼。土、火、水、風の自然の4元素からインスピレーションを得たという斬新なデザインに仕上がっています。
Phantom 4と同様に、障害物認識センサー、ActiveTrack(アクティブトラック)、TapFly(タップフライ)といった高度な機能により、機体操作や空撮が簡単に行える。販売価格は14万9040円、出荷は1月23日以降を予定しているとのこと。
■新アプリ:Ground Station Pro
続いて、機体の自動飛行を制御するようにプロフェッショナル向けに設計されたiPad用アプリ「GROUND STATION PRO(GS Pro)」もリリースされました。iPadを数回タップするだけで複雑な飛行タスクを設定可能。ワークフローとさまざまな産業における効率を劇的に改善するように設計されており、ドローンを利用した空撮マッピングや建設業、精密農業や電気設備の点検などの効率化に役立ちそうです。
■超高輝度モニター:CrystalSkyモニター
最後に紹介する「CRYSTALSKYモニター」は、屋外での空撮用に設計されており、直射日光の当たる場所でも画面をはっきりと確認できます。CrystalSkyモニターのHDMIポートから、4K動画をFPVゴーグルやその他のディスプレイに出力することもでき、ストレージ容量はmicroSDカードにより拡張可能。
モニターは、7.85インチと5.5インチの2種類の画面サイズで、7.85インチ画面の最大稼働時間は4~5時間で、5.5インチ画面の最大稼働時間は5~6時間が目安だそうです。日本での販売価格と発送時期については、後日発表予定とのこと。
ますます発展を見せるドローン関連の最新アイテム、まだ持っていないという人は2017年こそチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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(文/&GP編集部)
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