『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』は、どちらの側から開いても楽しめる大判絵本です。赤い表紙から開けば地面の下「アンダーアース」、青い表紙から開けば水の中「アンダーウォーター」の世界が広がります。
ひとつのテーマは見開き2ページ。ポップなイラストと簡単な文章で紹介していくという構成で、ヨコ開きでなくタテ開きで地中や水中の深さが表現されています。
「アンダーアース」では、“地下鉄” “地面の下で育つもの” “洞窟” “鉱山” “巣穴にすむ動物” “深くのびる根”といったテーマで、仕組みや歴史などもわかりやすく図解。
「アンダーウォーター」では、“世界記録を持つダイバーたち” “むかしの潜水服” “深海の巨大生物” “タイタニック号” といったテーマが並びます。もうこれだけで読みたくなりますよね。
著者はポーランドの若手絵本作家夫妻であるアレクサンドラ・ミジェリンスカ氏とダニエル・ミジェリンスキ氏。前著となる『マップス 新・世界図絵』は、世界で300万部超のベストセラーです。
夫妻は「インターネットでどんな情報にもすぐアクセスできるけれど、好奇心がなければ、何かを調べようという気にならない。だから子どもたちの好奇心を刺激したい」という思いで絵本を作っているのだそう。
子どもはもちろんですが、大人も好奇心が刺激される1冊。知らなかった世界に触れるのは、いくつになっても楽しいもの。きっと新しい発見に出合えるはずです。
>> 徳間書店『アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵』
© Aleksandra Mizielińska & Daniel Mizieliński 2015 © Tokuma Shoten All rights reserved.
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(文/&GP編集部)
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